何も教えない子育て:子どもの「生きる力・考える力」をのばす

(著) 黒岩秩子

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作品詳細

「大人たちによって作りあげられている社会そのものに対する子どもたちからの告発状を、私の言葉として書かずにはいられない衝動につき動かされた」(あとがき)
双子を男女の区別なく育てる、末っ子に何も教えずに育てる――教師、保育士、七人の子の親である著者が、試行錯誤の末にたどりついた「しない」子育てとは。
わがまま、いじめ、体罰、部活、勉強……子供をとりまく様々な状況について、あらゆる常識を疑い、徹底的に考え、実際に行動してきた経験を論じる。
子育てに悩むすべての人に読んでほしい一冊。

【著者プロフィール】
黒岩 秩子(くろいわ・ちづこ)
1940年 名古屋に生まれる
1963年 大学卒業後,同年4月より1968年3月まで京華女子高校,同年4月より1969年3月まで都立杉並高校教諭(数学)。1970年,保恵学園保育園に保母として勤める。
1971年 新潟県南魚沼郡大和町(現在は南魚沼市浦佐)に引っ越す。1972年4月より町立保育所保母,1990年3月退職。4男3女,7人の子の母。登校拒否児.「障がい」児・者を含めた「大地塾」主催 1990年〜1998年 2001年3月~7月 参議院議員。
現 在 社会福祉法人 桐鈴会理事長として,高齢者施設・障がい者施設を運営している。桐鈴会のHP参照。
著 書 『おお子育て』『続おお子育て』『ヘビも毛虫もお友だち』(教育史料出版会)『育てあい家族』『未来をはぐくむ大地から』(径書房)『個性が育つ目配り気配り』(明治図書)『へんてこおばさんと子どもたち』(教育史料出版会)『七人の母、国会をゆく』(築地書館)など

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