坊さんだって人間である: 毒舌坊主のぶっちゃけ法話

(著) 鈴木興相

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作品詳細

「我々人間という動物は、きわめて生臭い存在である。金も欲しけりゃ名誉も欲しい、地位も欲しけりゃ、女も抱きたい。そんな生臭い人間のために「開発」されたのが仏さま、つまり祈願である。生臭いから人間なのだ」(本書より)
俗世間で波乱万丈の日々を送り、40代で仏門の道へ。異色の経歴を持つ僧侶の、人間味あふれる仏教エッセイ。仏教についての本音や男女のあれこれを赤裸々に語り、社会を鋭く風刺。ユーモアとジョークをまじえて、仏の教えの本質を説く。
仏教? 法話? 堅苦しくて退屈、難しくてつまらない――そんなイメージを鮮やかに覆す一冊。

【著者プロフィール】
鈴木 興相(すずき・こうそう)
1947年生まれ。
秋田県羽後町出身。
宮城県仙台市在住。
様々な職業に就き、紆余曲折の生き方の末、仏門にたどり着く。
松島の不動院開悟峯寺にて戒壇。
青森の陸奥護国寺にて得度、高野山にて修行する。
真言宗・智山派大観密寺(仙台大観音)院代。
日々托鉢の傍ら、写仏教室を通じて布教に努めている。
著書に『羅刹(らせつ)のスゴロク』(2007年2月)、『無漏(むろ)なる雫(しずく)』(2007年11月)、『越法罪(おっぽうざい)』(2009年4月)、『葬儀はいらんて、そんなムチャな!』(2011年5月)共に文芸社刊がある。

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