少年使節団物語: 奄美大島にやってきた少年たち

(著) 島岡稔

Amazon

作品詳細

一枚の写真が奇跡を起こす。
1953年、奄美大島の本土復帰を祝って、ふたりの少年が使節団として東京から奄美大島にやってきた。少年使節団は島民から大歓迎を受け、作者ら地元の小学生と交流した。
それから40年――。一枚の写真をきっかけに、作者と少年使節は思わぬ再会を果たす。そして、現代の小学生たちの新たな交流が始まった。
時を超えた人と人の絆を描き、平和への祈りを綴った感動のノンフィクション。

【著者プロフィール】
島岡 稔(しまおか・みのる)
1941年 朝鮮咸鏡南道で生まれる。終戦により鹿児島へ引揚げる。
1948年 故郷奄美大島へ帰る。
1960年 県立大島高校を卒業し、鹿児島大学文理学部入学。
1964年 同文理学部心理学科を卒業し、(株)東急エージェンシー入社。調査、企画、営業部門を担当。福岡、広島、横浜にも勤務する。つくば科学万博、大阪花と緑の博覧会、ブリスベーンの国際レジャー博覧会なども担当する。2001年1月定年退職。鹿児島大学法文学部関東地区同窓会、東京奄美会の役員も務める。

新刊情報