湘南漫浪 平成の漢詩あそび

(著) 岡崎満義

Amazon

作品詳細

[商品について]
——孔子は『論語』「為政」で、「子曰く、吾十有五にして学に志す。」から始まる年代ごとの心の変化や学問への姿勢を説いたが、70歳ではどうなると言ったか?
1. 矩を踰えず 2.天命を知る 3.惑わず
正解は本書「白内障手術後有感」をご覧ください

文藝春秋の編集長などを歴任した著者による、漢詩とエッセイが高め合うように融合した一冊。宇宙探査機隼の機関や、作家丸谷才一のことなど、テーマはジャーナリストらしく時事を取り扱ったものや、交流のあった人々との思い出を綴ったものなど様々だ。また、第2部では漢詩の作り方を簡潔に解説する。まさに、「漢詩あそび」の練習と実践が詰まった、他に類をみないユニークな本となっている。

[出版社からのコメント]
漢詩に興味はあるが、どうしても漢字ばかりだと尻込みしてしまう、と言う人に本書はぴったりです。エッセイと漢詩のバランスがよく、また漢詩は遊び心が感じられ、とても親しみやすい内容となっています。

【著者プロフィール】
岡崎 満義(おかざき・みつよし)

1936年鳥取県生まれ。60年京都大学文学部哲学科卒業。同年文藝春秋入社。「ナンバー」初代編集長、「文藝春秋」編集長など歴任。1999年同社退職。2003年全日本漢詩連盟創立発起人、常務理事。2011年かながわ漢詩連盟会長。現在両連盟顧問。

著書
『人と出会う』(岩波書店)
『思い出の作家たち』Ⅰ・Ⅱ(文藝春秋)
『長嶋茂雄はユニフォームを着たターザンである』(大和書房)
などがある。

新刊情報