神へと至る道: 抽象的概念の成長史

(著) 椎名修

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作品詳細

「『神』という言葉を使う時に、いろいろな書物では、見えないものとしての神を知っているのか、認識しているのか、という観点からの発想が多いと思います。私は、それはおかしい、と思っていました。神様だって、最初から見えないものとして登場するはずはなく、必ず、その前の段階、そこに至る成長史があるはずだ、と思うからです。そのことを、本書では人類の誕生から説明しようとしました。」(本書「あとがき」より)

神とはなにか? 祈りとはなにか? 聖地とはなにか?
神話学・考古学・人類学の観点から、「神」の誕生と成長、その歴史に迫った意欲作!
神の産声が、いま、ここに響き渡る——

【著者プロフィール】
椎名 修(しいな・おさむ)

昭和27年、成田に生を受ける。
千葉県立佐倉高校中退、習志野市立習志野高等学校定時制卒。
昭和44年、生徒会副会長。校内有志と反戦高校生委員会を結成。同年9月「佐藤訪米阻止バリケードストライキ」は「沖縄の返還という目標と矛盾している」「全校生徒によるスト権ではない」と考え否決とする。
昭和55年、要請を受け組合活動へ。63年、労組教宣部長。同年死亡した組合員の過労死認定を過労死110番と連携して取り組む。労災対策委員長。
平成3年、労災認定。
平成6年、大型カメラによるふるさとの撮影を志す。9年、第一回「ふるさと古寺巡礼」写真展を開催。以来、同テーマで写真展を重ねる。
平成11年、労組教宣部長時代のコラム集「マルチアイの八年」を崙書房から自費出版。13年、「成田山と古代印旛の謎」(冊子)を発表。
平成24年、ホームページ「ふるさと古寺巡礼」(古寺巡礼.jp)を開設。
平成29年「不動明王のお庭 成田山に通い、いただいた写真とご縁」を公開。30年「古寺巡礼.jp」をモバイル対応とする。集い・つながろう!! 東北・成田 公津の杜復興支援Week 2017、18、19実行委員長。
平成30年「人類の誕生から考える『神』様の歴史」を文芸社から出版。

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