
追想のジェベル・ムーサ
(著) 葉山弥世
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[商品について]
―苦さも、辛さも、人生の味わいには欠かせない―
3カ月のエジプトでの発掘調査を終えて帰国も近づいたある日、考古学者の幸平はカイロで美保と名乗る若い女性と出会う。ヒステリックな妻のもとに帰る気鬱さから逃れるためにシナイ半島横断の旅に出ようとしていた幸平は、話の成り行きで美保も連れて行くことになるがーー倦むような日常の中で思いがけず与えられた、青春の疼きのような忘れえぬ3日間の漂泊の旅を描いた「追想のジェベル・ムーサ」をはじめ、心の機微を繊細な筆致で描いた5編を収めた、人生が薫る短編集。
[目次]
遥かなるサザンクロス
夕凪の風景
追想のジェベル・ムーサ
遠き日に
バラ色の人生
あとがき
初出一覧
著者プロフィール
[担当からのコメント]
言葉の翼によって豊饒な人生の物語を旅することができるのが小説の魅力でもありますが、本書には読後感の異なる5つの人生の旅が収められています。どの作品から読んでもお楽しみいただけます。ぜひご一読ください。
[著者プロフィール]
葉山 弥世(はやま・みよ)
1941年 台湾花連市生まれ
1964年 広島大学文学部史学科卒業
1964年より2年間、福山暁の星女子高校勤務
1967年より広島女学院中・高等学校勤務
1985年 中国新聞主催「第17回新人登壇」入賞
1986年 北日本新聞主催「第20回北日本文学賞」選奨入賞
1996年 作品「遥かなるサザンクロス」が中央公論社主催、平成8年度女流新人賞の候補作となる。
「水流」同人(広島市)、「広島文藝派」同人(広島県廿日市市)、「かいむ」同人(富山市)。
著書に『封任地の夏』(近代文芸社、1991年刊)『愛するに時あり』(同、1994年刊)。
日本文藝家協会会員
新刊情報
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