
いじめや登校拒否をしない"強い子"に育てる : 若い父母への提言
(著) 酒井晴永
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―子どもの教育は綺麗ごとだけでは済まなされない― いじめや不登校など、子どもたちを取り巻く問題には解決の兆しが見えない。これまでなされてきた様々な提言や教育制度の見直しが実を結ばないのはなぜだろうか。 本書は、長年教諭として学校教育に携わってきた著者が、時代が変化しても変わらない教育の本質を見定め、家庭での教育を中心に子どもの教育といかに向き合うかについて語った書物である。 自信をもって「わが子のための教育」を実践したい全ての人に贈る一書。
[目次]
はじめに
[1] 家庭の基本的な役割は何か
[2] 現代っ子の一般的傾向
[3] 幼・少年を抱える親たちの一般的傾向
[4] 少子化時代の子どものしつけ
[5] 健全育成は基本的生活習慣形成から
[6] 社会性を育てるために個室から開放しよう
[7] 共働きで家を留守にしても家庭を留守にしてはならない
[8] 個性を大きく伸ばすためには基礎・基本の学習が大切
[9] 生命尊重、人権尊重の基本理念は実場面をとらえて早期に教えよう
[10] 親の義務教育に対する義務感の欠如が不登校を助長する
[11] 親として絶対容認できないことは、早くから子どもに伝えておくことが大切
[12] 父親は「理解ある父親」を気取るな わからず屋の頑固おやじでよい
[13] 親の子どもに対する体罰は小学校低学年までが限界
[14] 登校拒否(不登校)の体質は幼児時代にも芽生える
[15] 教育的格言を鵜呑みにしてはならない
[16] なんでも褒めさえずればよいとは限らない きちんと叱ることも大事
[17] 学校の成績にこだわるよりも読書の習慣をつけさせよう
[18] 学習は無理強いしても意味がない
[19] 子どもに家事を手伝わせ、勤労の尊さを学ばせよう
[20] 子どもの弁当(食事)はたとえ質素でも誠意をもってつくろう
[21] 可愛い子には旅をさせよう
[22] できるだけ多くの感動体験を味わわせよう
[23] もしも、問題行動が始まったら
[24] 学校週五日制と家庭教育
[25] 教育関係機関からの健全育成に関する提言
[出版社からのコメント] 「理解のある親」という言葉を耳にすることがありますが、この言葉は、ときとして良い意味合いには聞こえないこともあります。親子の関係は人によってさまざまですが、子どもを導く親の役目は、どの家族であっても変わるところはないと思います。教育とは厳しさであるとは限りませんが、「褒めて育てる」というとき、その言葉の意味合いを深く考えることがなければ、叱られた経験のない子どもばかりが育ってしまうでしょう。 子どもの教育に正面から向き合いたいと願う方にとって、本書は多くの示唆を得られる作品になっています。 多くの方にご覧いただき、教育について考える一助としていただければ嬉しく思います。
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