
或る一年 : 詩の旅 : 美濃吉昭詩集
(著) 美濃吉昭
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―理性と詩情の狭間にある、不思議な感覚の言葉たち―
五月の/或る日/場末の見世物小屋/の/汚れた赤い暖簾/の/一つしかない、出入り口で/見てしまった/眼をつむり/まぶしい顔をして、出てゆく彼を/そして/何故か/僕は、入っていった/ナマエノナイ、イキモノ/ああ……/神様、なにを間違えたのですか?/いや、魂は聖い(「なにがあるの」より)
建築士として現在を未来に繋ぎながら、その詩想は言葉にもなって感性の時を紡ぐーー多忙な日々の中で詩へと戻ってきた著者渾身の第一詩集。
[目次]
或る一年 Ⅰ そうにちがいない
四月の女
五月の陽を浴び
学園前のひと
公園の七月は
図書館
急行電車の女達
帰 路
黄昏の雲は
一月の朝
深 夜
愛の美術館
或る一年 Ⅱ どうしたものか
都 市
春宵一刻
赤い月
夜 市
橋
ユニセフの樹
人 為「どうしたものか」
夜 行
ピノッキオ
出会い
雨 水
或る一年 Ⅲ 旅の中国と韓国
旅のお札
西門市場
国際市場
予 感
海水温のお化け
旧上海天文台
観 光
韓さんの郷里
海鮮餐庁
雨
旅のお札(二)
或る一年 Ⅳ 旅の欧州
バロックの華
ローマ
スイス
五ツ星の路
死
ピープル・ウォール
旅 愁
オペラ座の怪人
楽友協会ホール
ウイーン
不凍港
或る一年 Ⅴ なにがあるの
なにがあるの
コブラの街で
害 虫
微 笑
由良さん
聖なる朝
通動電車
船長の夢
タヌキの腹鼓
甘 雨
いこいの時に
解 説
解説 美濃吉昭詩集『或る一年~詩の旅~』 不思議な感覚で映し出される生のありようの詩的歳時記
あとがき
著者略歴
[担当からのコメント]
現実という風景の中にある詩の世界を感じさせてくれる言葉に出会うのは、とても楽しいものです。生まれた瞬間から言葉の翼で自由に時間と空間を飛びまわる、そんな詩が詰め込まれた本書、ぜひご一読ください。
[著者略歴]
美濃吉昭(みの よしあき)
一九三六年生まれ。
建築士。
著書
詩集『或る一年~詩の旅~』(コールサック社)
所属詩団体
関西詩人協会
建築設計・主な受賞歴
日清食品本社ビル(大阪市) サインデザイン賞・大阪市緑化賞
日清食品中央研究所(滋賀県草津市) 滋賀県都市景観賞
HILL TOP HOUSE(大阪市) 大阪市ハウジングデザイン賞
THE SYMPHONY HALL(大阪市) 建築業協会賞
主な建物 及び ゴルフコースの設計歴
神戸PLAZA HOTEL(神戸市)
HOTELPLAZA淡路(兵庫県)
東広野GOLF CLUB(兵庫県) HOUSE
EDEN BLUE COUNTRY CLUB(韓国・京畿道安城市)
COURSE & HOUSE
J's COUNTRY CLUB SEA SIDE(韓国・慶州市甘浦)
COURSE & HOUSE
J's COUNTRY CLUB(韓国・慶尚北道亀尾市) COURSE & HOUSE
現住所
大阪府大阪市
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