振り向いた私の独り言

(著) 川原広一郎

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作品詳細

[商品について]
―木陰にひっそり佇むように人生を眺める愉しみ―
読書の最中にひとつの文章や行間から膨らむ情景やイメージに耽るメディテーションの至福、幼い頭では逆立ちしてもわからない不思議なことばかりの「世の中=大人の世界」の謎、青春の夏の日々の中にあった郷土愛や戦争体験に潜む不可思議さーー生きてきた時間を振り返れば、そこには自らの轍と共に想起される様々な情景がある。儘ならない情緒と繊細な感性が内的世界に映しだす心象風景を、独自の文才で描き出した随想集。

[目次]
1、メディテーション、眠り
2、まだ見ぬ青春への憧れ
3、子供の頃―母の郷里、大人の世界の謎
4、子供のころ感じたこと、病院で
5、幼友達のこと
6、郷土愛、戦争のこと
7、学生生活
8、排便
9、その他のメディテーション
著者略歴

[担当からのコメント]
垂れ流すように時を過ごすのではなく、迷い、立ち止まって生きる日々だからこそ、振り返ったときそこには豊かな情景が広がるのでしょう。そんな情景をそこはかとないユーモアを漂わせながら綴った本書、繊細で複雑な人生の風味をどうぞごゆっくりお楽しみください。

[著者略歴]
川原広一郎(かわはらこういちろう)

一九七三年 立命館大学文学部 哲学科心理学専攻卒業

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