
科学をつなぎ、ロマンを紡ぐ―「工学」から「人間」を識(し)るという冒険:不撓不屈・別冊シリーズ:大川井宏明の世界
(著) 22世紀アート編集部(編著)
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[商品について]
―技術は人を幸せにする―
超音波を利用することで人間の体内を簡単に調べることができる「エコー機器」。現在では医療業界をはじめ、さまざまな分野で活用されているエコー技術だが、まだ人々の認知も機械のための専用の部品もない70年代、新しいものを生み出すというロマンを胸に、エコー機器の開発に臨んだ男がいたーー。
人々のニーズが見えにくくなっている時代だからこそ、需要が高まる分野とは。
研究、仕事を問わず、面白さやロマンが潜む「分野横断型」の思考とは。
これからの時代を担う研究者・技術者たちに必要とされる姿勢とは。
かつて、その分野のパイオニアとして国内外から高く評価されたアロカ株式会社(2016年解散)でエコー機器の開発に尽力し、現在も工学の視点から人間へのアプローチに挑み続ける大川井宏明氏の活動と思想に迫る。
[目次]
「音で見る」新しい分野への挑戦
新しいものを生み出す難しさ
ロマンは物から健康へ
よりミクロの世界へ
機械が人間の代わりをしても意味がない
研究にはもっと冒険が必要
日本の研究力は落ちているか
楽しむために明らかにする
技術は人を幸せにする
[担当からのコメント]
医療や科学は日ごとに発展を遂げていますが、もちろんその裏側には、未開の分野に足を踏み入れた勇気ある先人たちがいます。大川井氏もその一人です。大学での研究や企業での開発に携わっている方にとっては、人生のヒントになるような至言がたくさん見られますので、ぜひ本書をチェックしてみてください!
[著者略歴]
■大川井 宏明(おおかわい・ひろあき)
1952年 静岡県生まれ。医学博士、工学博士。
アロカ株式会社、東北大学加齢医学研究所、イリノイ大学生体音響学研究所等を経て、2000年岩手大学教授。退官後、聖隷クリストファー大学教授。
現在
岩手大学名誉教授
株式会社健康データハウス代表取締役(岩手大学発ベンチャー)
福祉工学、医工学の研究、教育、普及に従事。
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