
学びの値段──「単位取得」よりも大切なものを探し求めて
(著) 小田切秀穂
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【2020年に発刊された『「教育」というアコギな商売』の改訂版です】
[商品について]
―教育は誰のために、模試は何のために―
個性を持つ生徒を育てることよりも、量産型の受験生を作ることに特化した教育システム。
「誰のために」「何のために」が欠けた、資本主義的な考えが浸透する教育界。
単位がお金で買えるような仕組みが構築されつつある教育制度。
このような教育が施される社会では、子どもの真の力は身につかない。そんな現状を打破するために、私たち大人は、学びとは何か、教育とは何かという問題と、今一度正面から向き合うべきなのではないだろうかーー。
長年公立高校の教師を務め、様々な課題と向き合ってきた著者が送る、真の教育改革のための提言書。
[目次]
はじめに
第一章 「公立の復活」は誰のために
第二章 「学校」は誰のために
第三章 だまされない「学び」のために
第四章 ゆとり教育の行え
おわりに
[担当からのコメント]
昨今の教育は、単位を取得することや卒業資格を得ることが目的化してしまっており、「教育にとって本当に大切なものは何か?」と大人が原点を見つめ直すことが急務だと思います。近年の教育が築いた“見えない弊害”を、現場のリアルな視点から鋭く告発している本書、教育に携わる方は必見です。
[著者紹介]
小田切秀穂(おだぎり・ひでほ)
1956年横浜市生まれ。
1980年、京都大学農学部卒業。神奈川県立大野山乳牛育成牧場勤務を経て、神奈川県立高校の教師となる。
1985年退職し、東京大学大学院理学系研究科へ進学。
1987年修士課程を修了し、再び神奈川県立高校へ就職し、2017年3月定年にて退職するまで県立高校に勤務。
定年後、中学校、高校、予備校、大学に非常勤講師として勤務し現在に至る。
著書
『だまされない「学び」のために』(新風舎2007年・文芸社 2009年)
『「教育」というアコギな商売』(22世紀アート2020年)※電子書籍、POD、単行本
『だまされない「学び」のために:公立高校から東大合格へ』(22世紀アート2023年)※電子書籍、POD
『「東京大学、いいところなんじゃない。僕、行かなかったけどね」:日本の教育「確かな学力」をもとめて』(22世紀アート2023年)※POD 単行本
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