
日本一の禁酒村 河合谷:小学校を建て替えた小さな村の物語
(著) 禁酒の学校を語り継ぐ会
Amazon作品詳細
[商品について]
―「子供たちの未来のために、禁酒してお金を貯めるしかありません」―
1926年のこと、石川県の河合谷村(現津幡町河合谷地区)にある河合谷小学校は、校舎の激しい老朽化にさらされていたものの、改築のための資金を集められずにいた。そんなある日、時の村長は村民たちを前に「村全体で禁酒をして、貯まったお金で校舎を建て直そう」という前代未聞の提案をしたのだった。ーー当時、日本のみならず海外からも注目された、村を挙げての禁酒活動。本書は、そんな河合谷村の当時の様子や、懸命な村民たちの思いを次世代へと語り継ぐ貴重な一書である。
[目次]
序
第1部 禁酒村を知る
第2部 禁酒村を考える 10の疑問
第3部 禁酒村を語る
付録
著者紹介
[担当からのコメント]
小学校の校舎再建のため、「挙村禁酒」を掲げた当時の村長は、実は大のお酒好きだったそうです。自身の楽しみを犠牲にしてでも、子供たちの明るい未来を守ろうとした村長の思いには深く考えさせられます。日本初の禁酒村・河合谷村の歴史を知りたい方はもちろん、教育や福祉に関心を持つ方にとっても、学びの多い1冊となっています。
[著者紹介]
禁酒の学校を語り継ぐ会
江口誠一・江口紋子・金田信市・山本久江
東 鉄男・西本幸江・宮嶋豊美・亀田孝太郎(計8名 河合谷地区出身)
協力 長谷安次(河合谷地区出身)
横山 尊(広島大学准教授)
谷下雅義(河合谷地区出身)
新刊情報










