老船長のlog book

(著) 山﨑保彦

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作品詳細

[商品について]
―波瀾万丈の人生航路―
昭和6(1931)年、上海で生を受けた著者は、戦時中に海軍兵学校への進学を志望していた影響もあり、高校卒業後、東京商船大学(現・東京海洋大学)へと進む。やがて、世界中に航路網を持つ海運会社に就職すると、昭和30年、4ヶ月をかけてアフリカを一周するという任務を背負った「和光丸」への乗船を皮切りに、いよいよ船乗り人生が始まったのだった。ーー偶然が偶然を呼び、何とか生き延びることができた原爆投下の日のことから、航海士として数々のトラブルと幸運をくぐり抜けた海上の旅の記録まで、豊富な写真とともにその人生航路を振り返る。戦後日本の発展を海から支えた著者の「LOG BOOK(航海日誌)」。

[目次]
はじめに
第1章 上海時代
第2章 悲惨な奇跡の廣島一中時代
第3章 大阪商船(商船三井)時代
第4章 大阪湾パイロット時代
第5章 弓削島の丸木小屋での果樹、作陶生活
写真が語るLOG BOOK
あとがき
著者略歴

[担当からのコメント]
アニメや漫画などではよく耳にする「船長」という言葉ですが、実際に船長として活躍していた人の話を聞いたことはあまりないかと思います。私たちの生活に深く関わっていながらも、普段はあまり知ることのできない船乗りの方の日常が知れるという点でも貴重な1冊となっていますので、ぜひご一読ください。

[著者略歴]
山﨑保彦
昭和6年6月16日上海にて出生
昭和24年広島一中卒業
昭和25年皆実高校卒業
昭和29年東京商船大学卒業(航海科二回生)
同年大阪商船入社、(合併により商船三井)
昭和59年商船三井退社
同年大阪湾水先区水先人就業
平成13年10月水先人廃業
同年 愛媛県弓削島にて、果樹園と陶芸を始める

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