日本水墨画の祖 吉山明兆──日本・室町文化を開花させ水墨画・五百羅漢五十巻に進化完成・世界の偉大な画聖・画僧

(著) 岩橋久義

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作品詳細

[商品について]
―日本風水墨画、生みの親―
日本最初の本格的な水墨画家として「日本水墨画の祖」とも呼ばれる吉山明兆。だが、その生涯については確かな記録が乏しく、不明な点が多い。本書では、そんな明兆に強い関心をもち、長年顕彰活動に尽力してきた著者が関連資料を参考に、定説にとらわれない新たな「明兆」像を描き出す。また、明兆は優れた水墨画家である一方、足利義満、義持の両将軍と深い関わりを持っていたとされている。そんな明兆の実像を浮かび上がらせることで、室町という時代の様相が鮮明に見えてくる。

[目次]
 明兆記Ⅲ「鴨里記明兆記Ⅱ淡路三偉人奏上」~第3弾
 出版によせて
 プロローグ
第1章 淡路島が生んだ天才画僧
第2章 明兆の活躍とおもな作品
第3章 淡路島に伝わる5つの明兆作品
第4章 室町中期は現代日本の原型
第5章 知られざる明兆の真実
第6章 画聖明兆 東京・京都国立博物館世界発信で復活
エピローグ
著者プロフィール

[担当からのコメント]
近年では日本文化が世界的に受容されていることもあり、海外の都市で日本の水墨画の展覧会が開かれることなども増えているそうです。一般的な知名度はさほど高くないながらも、日本の水墨画を語るには欠かせない人物の一人である明兆の実像を、ぜひ本書で辿ってみてください。

[著者プロフィール]
岩橋 久義(いわはし ひさよし)

昭和20年11月17日 洲本市塩屋生まれ。
洲本第一小学校、洲浜中学校から津名中学校、津名高校卒。
昭和44年関西学院大学社会学部卒業、英国留学。
会社役員。洲本市議三期。洲本ライオンズクラブT・T。
淡路島軟式少年野球連盟副会長。柳学園相撲後援会副会長。

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