トランプ対習近平: 貿易・テクノ・5G戦争

(著) 前坂俊之

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作品詳細

米中二大大国の覇権争い——開幕。

「トランプ大統領の大統領の大統領就任から2年間の中間選挙前までの経過をまとめた。トランプ米大統領の不規則、大量ツイッター政治によって世界は大揺れで、トランプ台風での2年余で世界はすっかり変わりました。(中略)一方、米中貿易関税協議は2019年5月についに決裂し、ファーウェイ5G戦争が勃発しています。米中の2大覇権国の覇権をめぐる戦いは長期戦に突入です。」(本書「あとがき」より)

傲慢な口調で「アメリカファースト」を唱える現アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ(1946-)。それに対し、明確な戦略のもと突発的な出来事にも冷静に対応する現中華人民共和国の最高指導者習近平(1953-)。彼らを中心に荒れに荒れる国際情勢を、元毎日新聞社情報調査部副部長である著者が徹底解説!

彼らの動向を観察すれば、今後の国際情勢の行く末が見えてくる——

*本書は、月刊誌「公評」に連載した「日中韓150年戦争史」の一部と、2017年に誕生した「トランプ米大統領の独走、混乱をぶり」の連載を1冊にまとめたものである。

【著者プロフィール】
前坂 俊之(まえさか としゆき)
ジャーナリスト・ノンフィクション作家。
岡山市生。慶應大経済学部卒、1969年、毎日新聞社に入社。情報調査部副部長などを経て、1993年、静岡県大国際関係学部教授、
その後名誉教授に。専門はメディア、国際コミュニケーション論。以後は生涯ジャーナリストを目ざし、
日本記者クラブを拠点に、取材活動、ブログに『地球の中の日本、世界史の中の日本人』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/
に『日本リーダーパワー史』「百歳学入門」など多数を連載中。
著書には
『兵は凶器なり・戦争と新聞』 社会思想社 1986
『言論死して国ついに亡ぶ・戦争と新聞』社会思想社 1993
『メディアコントロール—日本の戦争報道』 旬報社 2005
『「写説」占領と単独講和』 ビジネス社 2006
『太平洋戦争と新聞』 講談社学術文庫 2007
『百寿者百語』 海竜社 2008 
『痛快無比!ニッポン超人図鑑』 新人物文庫 2010
『インテリジェンス外交』 祥伝社 2010
『日露インテリジェンス戦争を制した明石元二郎大佐』新人物往来社 2011
『世界史を変えた「明治の奇跡」』(川上操六)海竜社 2017
『電子書籍,キンドル版「新聞記者の冤罪/死刑追及の旅』(22世紀アート)2019
など多数。

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