
海峡の譜【電子書籍版】
(著) 山浦孝生
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[商品について]
―苦悩と憧憬、その先にあるもの―
京都で開催される日本整形外科シンポジウムに出席するために県医師会の数人のメンバーとともに京都を訪れた桂浩一郎は、その日の宿の宴の席で、かつて京都で共に学生時代を過ごした中津川祥子と思いがけず再会する。それは、青春時代に淡い恋心を抱いた祥子への愛と苦悩の始まりであることを、そのときの浩一郎は知る由もなかった――。福岡と京都を舞台に、交錯する二人の男女の人生を描いた「海峡の譜」を始め、繊細な筆致で夢をめぐらせた2編の小説と1編の紀行文を収めた作品集。
[目次]
銀嶺
初めてのヨーロッパ旅行
海峡の譜
おわりに
著者
[出版社からのコメント]
日々を生きる現実の中で、そこにありながら見過ごしてしまう人の心の機微を、私たちはときとして文学作品の中で見いだすことがあります。本書を通じて、そんな文学作品の楽しさをじっくりと味わっていただければ嬉しく思います。
【著者紹介】
山浦 孝生(やまうら・たかお)
1935(昭和10)年5月生まれ
新刊情報
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