サリバン先生の贈り物:妻として、母として、挑戦し続けた日々

(著) 柴川明子

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作品詳細

[商品について]
―あたたかい心の灯火は、私にも、あなたの心にも宿っている―
中学時代にヘレンケラーとサリバン先生に憧れ、障がいのある人もない人も誰もが分け隔てなく交流できる「むくどりホーム・ふれあいの会」で理想を追い続けるその人生の歩み。ささやかな出会いと触れあいの中で生まれた想いは、やがて愛を届ける大きな力となって、これからの人生の道行を照らすことだろう――。前著『むくどりおばあちゃんの夢を追いつづけて』の著者が綴る、障がい者福祉への想いと平和への祈りの書。

[目次]
はじめに
第1章 サリバン先生へのあこがれ
わがふるさと富士宮
パーキンス盲学校を知る
障がい者とのつながり
ヘレン・ケラーの講演を聞く
教育者への道を選ぶ
結婚、倒産、再就職
再び北海道へ
主人の再出発で専業主婦に
五十歳の大学生
いきなりの大学院受験
カナダ視察旅行
むくどりホームのヒント
小出まみ先生との八年半
第2章 むくどりホーム誕生物語
藤野むくどり公園移転計画
「むくどりホーム・ふれあいの会」発足
「一人で乗れたよ!」
むくどりホーム・ふれあいの会の活動
自宅を引っ越し
心の灯火をもう少し高く掲げて
小さな志が大きな平和を作る
十年目のひと区切り
第3章 カナダリフレッシュ旅行
カナダ到着一か月め
四つの英語クラスに通う
公立小学校のクラス見学
ペアレンティング・センター二十五周年記念会
ナイアガラの滝見学
子育て家族支援センター
カナダの家族支援の共通原則と指針
パーキンス盲学校へ!
パーキンス盲学校を一人で再訪!
保育園のクリスマス
メアリー・トーマス先生を訪ねて
おわりに
柴川明子年譜

[担当からのコメント]
ヘレン・ケラーの家庭教師だったサリバン先生は、教え子を通じて世界に愛を伝えた隠れた偉人の一人と言えるのではないかと思います。そんなサリバン先生に憧れた著者の人生、そこにもやっぱり伝えたい愛がたくさんありました。困難の多い今だからこそ、心の灯を高く掲げて互いをやさしく照らし合う、そんな世界を想ってみてはいかがでしょうか。

[著者略歴]
柴川 明子(しばかわ・あきこ)

一九三五年(昭和十年)七月十日 静岡県富士宮市に生まれる
一九五一年(昭和二十六年)年 十五歳 静岡県立東高等学校入学
一九五四年(昭和二十九年)十八歳 東洋英和女学院短期大学保育科入学
一九五六年(昭和三十一年)二十歳 東京教育大学教育学部特設教員養成部普通科盲教育課程入学 玉川大学通信教育課程聴講生
一九五七年(昭和三十二年)四月一日 二十一歳 静岡にて中村サト氏司式により柴川正義氏と婚約式
一九五八年(昭和三十三年)六月二十九日 二十二歳 北海道札幌市にて結婚式。小樽在住
一九六〇年(昭和三十五年)二十四歳 小樽にて長女・薫誕生
一九六一年(昭和三十六年)年 二十五歳 小樽にて長男・剛誕生 夫の会社倒産
一九六一〜一九六四年(昭和三十六〜三十九年)東京(こどものくに幼稚園教諭)−北海道北見市(義母の看病)−東京(中河原幼稚園教諭)に在住
一九六五年(昭和四十年)三十歳 北海道北見市にてヤマハ音楽教室講師(二年間)
一九六七年(昭和四十二年)年 三十二歳 夫の会社再建なり、札幌市にて創業
一九六七〜一九八五年(昭和四十二〜六十年)三十二〜五十歳 十八年間専業主婦 北海道栄養短期大学附属幼稚園(現・文教大学附属幼稚園)母の会会長 藤の沢小学校PTA厚生部長、副会長 札幌市小学校PTA連合会副会長 藤野福音キリスト教会役員・教会学校教師
一九六八年(昭和四十三年)三十三歳 二女・恵誕生
一九六九年(昭和四十四年)三十四歳 札幌市南区藤野二条一丁目に転居
一九八〇年(昭和五十五年)四十五歳 日本PTA全国協議会会長より表彰状授与
一九八六年(昭和六十一年)五十一歳 札幌市の北星学園大学社会福祉学科三年に編入
一九八八年(昭和六十三年)五十三歳 北星学園大学社会福祉学科研究生
一九八九年(平成元年)五十四歳 茨城県つくば市筑波大学大学院教育研究科障害児教育専攻入学
一九九一年(平成三年)五十六歳 日本保育学会(神戸女子大学にて)で発表 小出まみ氏と出会う
一九九二年(平成四年)五十七歳 ひかり女性学級開級(四年間の活動の後、むくどりホーム・ふれあいの会へ発展的解消) 視覚障がい児親子相談ルーム・ハプティック開設(同右へ発展的解消) 札幌医学技術福祉専門学校非常勤講師(~二〇〇二年三月) 一回目のカナダ研修旅行(小出まみ氏と共に二名でピーターボロ市に二週間)
一九九五年(平成七年)六十歳 藤野むくどり公園設計ワークショップ参加(四月から八月) 九月九日むくどりホーム・ふれあいの会発足(一年間は月一回の開催) 北欧の福祉・教育視察旅行(スウェーデン、デンマーク)
一九九六年(平成八年)六十一歳 八月八日 藤野むくどり公園開園式(むくどりホーム・ふれあいの会は週二回各五時間の開催に)
一九九八年(平成十年)六十三歳 玉川大学文学部通信教育課程第九十回卒業(一九五六年に入学して以来、退学、再入学を繰り返し、この年卒業) 二回目のカナダ研修旅行(トロント市、ピーターボロ市)
一九九九年(平成十一年)六十四歳 トロントにてメアリー・ゴードン氏より「ルーツ・オブ・エンパシー」の研修を受ける 小出まみ氏逝去
二〇〇一年(平成十三)六十六歳 八月二十五日むくどり公園開園五周年記念会記念誌『心のバリアフリーを目指して』発行 第一回札幌市福祉のまちづくり賞最優秀賞受賞
二〇〇二年(平成十四年)六十七歳 北海道大学大学院教育学研究科研究生。バリアフリー化推進功労者内閣官房長官賞受賞
二〇〇四年(平成十六年)六十九歳 むくどりホーム・ふれあいの会のガイドブック『ひろがれ! 心のバリアフリーの輪』発行、ビデオ制作、フォーラム開催。北海道福祉の街づくり賞ソフト部門最優秀賞受賞
二〇〇五年(平成十七年)七十歳 北海道地域活動振興協会より地域活動の推進及び地域社会の創造に対する表彰状受賞 八月二十五日むくどりホーム・ふれあいの会十周年記念会
二〇〇六年(平成十八年)七十一歳 四月より一年間むくどりホーム・ふれあいの会の会長を休み、トロントへ むくどりホーム・ふれあいの会は副会長が代行
二〇〇八年(平成二十年)七十三歳 むくどりホーム・ふれあいの会週三日各六時間の活動を開始し、現在に至る
二〇一〇年(平成二十二年)七十五歳 住友生命未来を築く子育てプロジェクト未来賞、未来大賞、厚生労働大臣賞受賞
二〇一一年(平成二十三年)七十六歳 札幌市地域子育て支援拠点事業(ひろば型)の実施団体の指定を受ける
二〇一三年(平成二十五年)七十八歳 ほっかいどう子育て応援大賞受賞
二〇一五年(平成二十七年)八十歳 九月九日むくどりホーム・ふれあいの会発足満二十周年を迎える

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