
川路ばた:幼き頃の残影
(著) 鶴良夫
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[商品について]
著者の鶴良夫が小学5年生の時に出会う「副田美代次先生」が授業で取り上げた本は次のうちどれでしょうか。
1.「善太と三平」 2.「風の中の子ども」 3.「スズメとカニ」
正解は、本書の「副田美代次先生」をご覧ください。
本書は、鶴良夫の記憶を元に書かれたエピソード集である。昭和7年に生まれた著者の、そのみずみずしい感性が35もの短編に凝縮されている。鶴少年が生きた昭和初期は「戦争の時代」でもある。家族や地域との心温まるエピソードの中に、不穏な戦争の足音が聞こえてくる。ひとりの少年を通して、当時の日本を振り返ることのできる稀有な一冊だ。工業高校の入学試験では「今ここに爆弾が落ちてきたら、君はどうしますか?」という口述試験もあり、現代からは想像もできない日本の有り様が伺い知れる。ほのぼのとした文体と、そこに見え隠れする戦争の重苦しさが渾然一体となった書籍である。音楽教師としても活躍した著者の人生を通して、昭和の時代を捉え直した一冊。
[出版社からのコメント]
心に染み入る文体がゆえに、戦争の空気感が身近に感じられる作品になっています。鶴少年の一時代を切り取った個人的な思い出話から、昭和時代の全体性を学ぶことのできる内容です。短編で綴られているので、とても読みやすい一冊になっています。
[著者プロフィール]
鶴 良夫(つる・よしお)
昭和7年、佐賀市に生まれる。
昭和30年、佐賀大学卒業。
佐賀市において県立盲学校、昭栄、成章中学校に勤務。
その後私立東洋音楽大学付属高校を経て、音楽之友社教科書編集室臨時嘱託となる。
後に世田谷、新宿区で小学校、中学校の音楽教師を専任。
昭和60年3月退職。
著書に
『ガンバレ! 理枝先生』(ぎょうせい社)
『佐賀ん町を馬鉄が走る』(リーベル出版。これは1988年2月13日から6月14日まで『佐賀新聞』に連載)
『筑後川渡船転覆』(リーベル出版)
などがある。
新刊情報
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(著)
寿台順誠

Living with Birth, Aging, Illness, and Death: A Buddhist Journey through Modern Bioethics and Human Dignity
プリントオンデマンド¥ 2101
発売日:2026/01/27
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(著)
下村惠久子

In the Shape of a Moment: Finding Form in People, Nature, and Light: The Photographic Legacy of Ekuko Shimomura
プリントオンデマンド¥ 1430
発売日:2026/01/22
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