青春時代・生き抜く力を磨こう:ー先哲と共に人生を探求するー

(著) 髙山昭夫

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作品詳細

[商品について]
―学び、見つめ、豊かな人生を生きるために―
若者が生きる「青春時代」は、「人生第二の誕生日」ともいえる大切な時間です。そこには、未来への飛躍と可能性を見いだすために己や世界を見つめ直す、今の若者が忘れかけてしまったとても大切な課題があります。多くの先哲、文人たちも、私たちと同じような課題に直面し、悩みながらもあきらめることなく思索を続け、そしてすばらしい知恵を残してくれました。
本書には、そうした先人たちの知恵の言葉が凝縮されています。青春の直中にある若い方はもちろん、人生を重ねて来た方にとっても、生きるうえでの「心の支えとなる哲学」や「世界を見つめる座標軸」を見いだす上で格好の一書となっています。高校生や大学生の副読本として、ご両親や教員の方々にもお薦めです。

[目次]
はじめに 豊かな人生を創造するために
(1)内面を見つめての旅
(2)考えよう君の今、君の未来を
第一章 青年期の課題を考える
(1)自らの羅針盤を求めて
イ、若者を取り巻く現実
ロ、青春時代は「第二の誕生日」
(2)青春を生きる心──青春のあかし
イ、青春時代の課題
第二章 学ぶということ
(1) 受験競争で失ったもの
イ、受験体制と人間形成
ロ、受験知と真の学力を考える
(2)「生きること」と「学ぶこと」
イ、学ぶということ──何のため、何を学ぶか
ロ、人生に大切な判断力
(3)理想的人間像を求めて
第三章 自分をみつめる心
(1)人生論──いま 忘れられた課題
イ、青年時代に創られる心の原型
ロ、「人生論」への関心を育てる
ハ、理想を失った時代を生きる
(2) 自分らしい生き方を求めて
イ、生きることへの問い
ロ、個性的に生きるということ
(3)人間らしい生き方を求めて
イ、「新しい人間像」への関心
第四章 青春と読書ー成長の糧としての読書
(1)、読む──よろこびへの誘い
イ、読書のよろこび
ロ、読書と人生
(2)、何をどう読むべきか、を考える
イ、どう読むか──心に生きる読書
ロ、良書との出会いを求めて
第五章 職業と人生 ──進路選択は学生生活最大の課題
(1)、進路選択と人生
イ、学生時代と進路選択──「働くこと」への関心
ロ、「働くこと」「しごと」について学ぼう
(2)、働くことへの問いかけ
イ、経済構造の変化の中で
ロ、働くことの意味は何か
ハ、労働のおかれた現実をみつめる
(3)、進路選択──具体的な課題を考える
イ、〈やる気のもと〉は目的意識
ロ、筋道を考え、学習プランづくりを
(4)、生活観を問い直そう
第六章 政治的関心を育てる──民主主義の精神について
(1)、気になる最近のできごと
(2)、民主主義への期待──現代社会の根本原理
イ、民主政治と民主主義
ロ、社会生活における民主主義
(3)、戦後改革と民主主義
イ、日本の民主主義の歩み
ロ、戦後政治と民主主義
ハ、半世紀余りを経過する中で
(4)、二一世紀に生きる
イ、民主的人間像を求めて
ロ、政治的想像力を育てる
ハ、希望の未来を語る
読者の皆さんへ あとがき
プロフィール

[出版社からのコメント]
年齢を重ねると様々なことが「分かったような」気になります。しかし、かつて「いかに生きるか」という未成熟であるがゆえに発した純粋な問い、その答えを持っていない方も多いかも知れません。社会が大きく変わろうとしている今、本書を通じてあらためてその問いに向き合う時間を、多くの方に持っていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
髙山昭夫(てるお) (一九四一年生まれ)

法政大学経済学部経済学科卒業
東京大学教育学部都道府県派遣長期研修生修了(一年) 
元 千葉県立高校教諭・(社会科──政経・倫理)

主 著
「日本農業教育史」(農山漁村文化協会刊)(日本図書館協会選定図書)一九八一年
「君の人生を拓く・二十一世紀を生きる高校生へ」(日本図書刊行会)一九九八年
 写真集「雄蛇ヶ池・四季の鼓動」(東京新聞出版局)二〇〇五年
 写真集「雄蛇ヶ池・平成の記憶」オノウエ印刷・二〇一九年

趣 味
 生涯学習一級インストラクター(風景写真)
 全日本書芸文化院常任理事・師範

その他
 農政ジャーナリストの会 会員

個 展
 「雄蛇ヶ池─四季の鼓動」(二〇〇六年)於・東金市内
 「雲南棚田の村へ」(二〇一〇年)於・千葉市内 
 「わが心のヒマラヤ山峰」(二〇一三年)於・千葉市内
 「蓮花・長南の山里から」(二〇一三年)於・千葉市内

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