「教育」というアコギな商売

(著) 小田切秀穂

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作品詳細

「国立大学の授業料は僕が大学に入った1976年までは年額36000円だった。それからは上げ続けられ、最近落ち着いてはきたが今では53万円を越える。その代わりに充実させると言っていた奨学金は、利子付きの教育ローンへと変わった。そして二十歳になれば学生であっても年金を払わせる。若者から収奪し続けた社会は、これも当然のこととして若者から夢を奪ったように思う。
1980年の日本の社会もあまり良いものではなかったと思うが、今よりは自由があったように思う。少なくとも若者は放っておかれた。それはそれで大変なことではあるが、アクティブであることを強要され、自分の将来を決めることを強要され、勉強することを強要される過干渉よりはよほど良いように思う。
若者が、そして一人ひとりの個々人が、希望をもって自由に生きていくことのできる社会の到来を願って本書を書くことにした。」(はじめに)

【著者プロフィール】
小田切 秀穂(おだぎり・ひでほ)
1956年横浜市生まれ。
1980年、京都大学農学部卒業。
神奈川県立大野山乳牛育成牧場勤務を経て、神奈川県立高校の教師となる。
1985年退職し、東京大学大学院理学系研究科へ進学。
1987年修士課程を修了し、再び神奈川県立高校へ就職。
2017年3月、定年にて退職。

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