がん治療、検査良好:悪性リンパ腫の発見・再発から完治までの克服の記録
(著) 松波克臣
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―悪性リンパ腫、10年の闘いの果てに―
腎臓結石の検査を受けた病院で見つかった、腎臓部にある握り拳程度の腫瘍。それは悪性のリンパ腫だった。腫瘍は動脈のまわりに位置しているため、外科的な手術をすることはできない。内科的治療(科学治療)を行うために入院し、抗がん剤の投与と放射線治療を行なった結果、一度は完治するも1年後に再発。処置には骨髄移植が必要となるが、血液検査の結果、親兄弟は合致せず、自分の骨髄で移植することになる――。
本書は、悪性リンパ腫と診断されてから10年、長い闘病生活を経てついにガンを克服した著者が、発見の経緯から治療、退院後の経過を記録した闘病記である。現在闘病中の方やそのご家族はもちろん、がんでない方もこの病気とその治療について知るうえで参考にしていただける内容となっている。
[目次]
まえがき
一、急性腎不全から悪性リンパ腫の発見と治療経過
(一)発見の経過
(二)科学治療の経過(担当医 T病院のT内科部長)
リンパ腫の放射線治療と白血球の数などの関係(平成6年)
(三)放射線治療の経過(担当医 M総合病院のY内科部長 放射線科はY先生)
リンパ腫の放射線治療と白血球の数などの関係(平成7年)
二、一度目の退院後の経過について
三.再入院から悪性リンパ腫の治療
(一)再入院して
(二)悪性リンパ腫の再治療
(三)末梢血幹細胞の移植の前処理
(四)末梢血幹細胞の移植
四、二度目の退院後の経過について
あとがき
その後の状況
[出版社からのコメント]
がん治療は日々進展していますが、現在でも恐ろしい病気であることに変わりはありませんん。本書が科学治療でがんを克服したひとつの例として、現在がんと闘っている方や、がんについて知りたいと思われる方の一助となれば、嬉しく思います。
[著者プロフィール]
松波 克臣(まつなみ・よしおみ)
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