
こころの安らぎ:私には釈尊の教えだけで十分だ
(著) 河村公昭
Amazon作品詳細
[商品について]
―釈尊の教えがあれば、誰でも「阿羅漢」になれる―
ゴータマ・シッダールタが悟りを開き、釈尊として人々に説いたその教えは、本来はとてもシンプルなものであり、決して難しいものではありませんでした。釈尊から直接教えを受けた人々は続々と阿羅漢(悟った人)となっています。現代の私たちは、釈尊に直接教えを乞うことはできませんが、原始経典などによってその教えを十分に知ることができます。釈尊のすぐれた実証主義者としての透徹した見識によってもたらされた悟りは、普遍的な真理なのです。釈尊の開かれたその悟りについて理解し、納得して、自分自身の生き方に活かして行くことによって、釈尊の時代と同じように阿羅漢に近づくことができます。貴方の知性をもってすれば、それはそれほど難しいことではありません。
平凡にして普通の日常生活の中に積極的な宗教的意義を見いだし、より健康的な『こころの安らぎ』を求める阿羅漢への道に、ぜひトライしてみませんか。
[目次]
はじめに
一.私と宗教
二.宗教と信仰
三.釈尊の教え
(1) 釈尊の生涯
(2) 真理『縁起の理法』と「苦」
(3) 諸行無常の存在
(4) 諸法無我の存在
(5) 輪 廻
(6) 涅槃と解脱
(7) 仏・ほとけ
(8) 生と死
(9) 自己・自我
四.仏教的思考
(1) 「空」
(2) 今を生きる
(3) 祈りと大いなるもの
(4) 言葉と実体
五.先祖供養と寺院の実態
六.自分の信仰・自己の確立
七.まとめ
付図 仏教思想における現世と来世の図
[出版社からのコメント]
日本に仏教が輸入されたとき、それは今でいえば最先端の思想や科学に近いものであったのではないかと思います。政治や国づくりの道具として利用され、高尚な学問というイメージが強くなってしまった仏教ではありますが、幸いなことにブッダが悟り、教え伝えようとした智慧は現在にも伝えられています。本書を通じて、多くの方が釈尊の教えに触れる機会を持っていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
河村公昭(かわむら・きみあき)
昭和13年3月 山口県に生まれる
昭和36年3月 早稲田大学理工学部応用化学科卒業
昭和36年4月 大協石油(現コスモ石油)入社
平成10年3月 萩市に帰郷
平成13年12月 浄土真宗本願寺派門徒推進員になる
平成16年2月 「念仏者の寄り道」を文芸社より出版
平成22年1月 「萩・阿武の中世風土記」を自費出版
令和2年2月 認知症介助士 公認検定資格取得
令和2年5月 「爽やかな仏教徒をめざして」(「念仏者の寄り道」改題)を
22世紀アートより電子書籍出版
新刊情報










