
ですかばあ北九州:石碑は語る
(著) 馬渡博親
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――森鷗外は明治6年に九州・小倉に着任しましたが、その時の身分は次のどれだったでしょうか。
1.大学教授、2.軍医、3.博物館長
正解は、本書「山家先生之碑」をご覧ください。
巌流島の決闘で知られる宮本武蔵と佐々木小次郎、明治天皇の大喪の日に殉死した乃木希典、女性ながら壇ノ浦の戦いで勇名を残した海御前、日清戦争で命を落とした多くの軍馬たち――、九州の地には有名無名の歴史の残照がいまも石碑と共に残されている。本書は、北九州市制50周年の記念事業として石碑と祭りの調査執筆を担当した著者が、その続編として新聞連載をした「ですかばあ北九州”石碑は語る”」をまとめた作品である。九州の歴史を散策する一書として、お楽しみいただける内容となっている。
[目次]
常陸丸の慰霊碑
ロシア兵卒の墓
フランス水兵の記念碑
カール・キヨーラーの墓
安廣紫川・伴一郎の碑(上)
安廣紫川・伴一郎の碑(下)
八橋検校頌徳碑
石村検校の墓碑
蓮門教島村光津子碑
山家先生之碑
乃木希典居住の趾
櫟木哲造の墓(上)
櫟木哲造の墓(下)
藤井昇吉碑(上)
藤井昇吉碑(中)
藤井昇吉碑(下)
桂叟牧野先生碑
清渓緒方先生の墓碑
木村耕巖翁碑
若松幼稚園碑
篠崎八幡神社(上)
篠崎八幡神社(中)
篠崎八幡神社(下)
開善寺 (1-4)
長浜貴布祢神社(上)
長浜貴布称神社(下)
長州奇兵隊の墓(上)
長州奇兵隊の墓(下)
宮本武蔵碑
佐々木小次郎碑
宮本伊織(上)
宮本伊織(下)
河童ものがたり(上)
河童ものがたり(中)
河童ものがたり(下)
正蓮寺の軍馬塚(上)
正蓮寺の軍馬塚(下)
軍馬の水飲み場
軍馬忠霊塔
軍馬余滴(上)
軍馬余滴(下)
軍馬忠霊塔余聞
小林徳一郎物語 (1-12)
安国寺とお家騒動
安国寺と柳塚
安国寺と笠山先生と花塚
吉原鉱山記念碑
呼野金山・金井国太郎碑、
島村志津摩の碑
島村志津摩の墓
鎌田先生碑
松室致先生顕彰碑
春吉の眼鏡橋
小倉城・筆塚
犬甘兵庫之塔(上)
犬甘兵庫之塔(下)
石原宗祐 (上)
石原宗祐 (下)
明石与次兵衛塔
部埼灯台と僧清虚
小笠原家ゆかりの墓(上)
小笠原家ゆかりの墓(下)
香月牛山(上)
香月牛山(下)
春日信映の墓
浦野一歩斎の墓
杉山貞翁教育功績碑
曽田共助先生の墓
即非禅師の墓
西山宗因句碑
岩松助左衛門一族の灯籠碑文
直守一方円斎の墓
古市自得斎の墓
玄覧増井先生之墓
中原嘉左右の墓
旅賓之墓
細川幽斎公桜茶屋旧跡
小倉衛戌病院跡
若松水道碑
朝鮮人遭難者慰霊碑
西村ノブ之墓
愛宕神社と石段
医師西家の墓と薬草園 (上) 医師西家の墓と薬草園(下)
木島甚久先生
樊慶文先生
あとがき
[出版社からのコメント]
古くから政治・文化の中心のひとつとして日本の一翼を担い続けてきた九州には、今も昔もさまざまな歴史が残されています。本書では、北九州の地を舞台に繰り広げられた人々の歴史を、石碑という視点から紹介しています。時空を超えた歴史散策を、ぜひお楽しみください。
《著者略歴》
馬渡 博親(まわたり ひろちか)
1934年(昭和9)筑後 吉井町で生まれる。
1953年(昭和28)北九州市常磐高校卒業。
旅行業界に勤務。 1979年(株)日本旅行を退職後独立。 幾つかの旅行会社を設立し、 役員を務める。
九州産業大学、 九州女子大学、 梅光学院大学などの非常勤講師。 北九州市立大学にて〈北九州学〉を
担当。
小倉郷土会(会長)、 北九州文化懇話会(代表世話人)、 福岡県地方史研究連絡協議会(副会長)
《著書》『メダカ呼名考』『新メダカ呼名考』『北九散歩道』『私の出会ったひとたち̶北九州歴史人物散
歩』
赤星 文明(あかほし ふみあき)
1952年(昭和27)大分県に生まれる
北九州大学文学部国文学科卒業
北九州市立中学校に14年間勤務の後、 養護学校(特別支援学校) に平成29年まで勤務。
毎日書道会会友、 書道芸術院会員、 天籟通信同人、 現代俳旬協会会員、 九州俳旬作家協会会員
北九州文学協会会員、 北九州ほたるの会会員、 北九州豆本の会代表 小倉郷土会に参加等
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