アルコール依存症の正体:私という酒乱はこうして生まれた

(著) 風見豊

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作品詳細

[商品について]
―誰の心にもあるアルコール依存症の種―
アルコールに対する自由が心身ともに失われ、飲酒行為を繰り返す心の病気として、大きな社会問題にもなっているアルコール依存症。
本書は、アルコール依存症に苦しんできた著者が、カウンセリングを通じて自らを見つめ直し、人間形成に影響を与えた幼児期の家庭環境と心の奥底に閉じ込めていた母への思いを綴った自己分析の記録である。
年齢や性別を問わず、誰もが発症する可能性のあるアルコール依存症について、その心の奥底に迫った一書として、貴重な内容となっている。

[目次]
まえがき
一 「死ぬこと」と「生きる」こと
二 アル中という弱者
三 哀しさが女性のすべて
四 母の震えの正体
五 哀しそうな「におい」
六 孤児のような幼少期
七 女性像はビーナス
八 母への憎しみ
九 母が連れ込んだ「おじさん」の暴力
十 妻への憎しみと酒
十一 憎しみの正体
十二 余儀なくされた死の選択
十三 命を救ってくれた「酒」
十四 経験できなかった反抗期
十五 期待されていなかった私
十六 地獄のカウンセリングが始まる
十七 破壊された「夫婦モデル」
十八 「夢想」を生んだ父の酒乱沙汰
十九 疳(かん)の虫が強い子
二十 抑圧された感情の重み
二十一 定番化された私の酒乱沙汰
二十二 父の出現で始まる「頭の痛み」
二十三 私が必要とした「デスゾーン」
二十四 「淋しさ」を友として生きる
二十五 淋しさの中にある淋しさ
二十六 「可哀そうな私」と酒乱沙汰
二十七 鬱は私の心そのもの
二十八 私が私を嫌う淋しさの大本
二十九 死をちらつかせ生きる快感
三十 母への恐ろしさ
三十一 アルコール依存症の元凶
「本書に寄せて」
著者略歴

[出版社からのコメント]
アルコール依存症は特別な病気ではなく、誰の心の中にもある感情が根源にあるとすれば、この病気は社会の歪みが生みだす病気と言えるのかもしれません。
成人の多くが飲酒を嗜み、簡単に酒が手に入る社会において、依存の対象であるアルコールと絶つということがいかに難しいかは想像に難くありません。本書が、アルコール依存症に対する理解を深め、社会全体として問題に取り組むための一助となれば幸いです。

【著者プロフィール】
風見 豊(かざみ・ゆたか)
1950年、北海道北見市生まれ。
39歳の時にアルコール依存症と診断され、専門病院に入院。退院後、三鷹市断酒会を経て、東京断酒新生会に入会。2006年にNPO法人京王断酒会が運営する、自立支援センター『いばしょ』を立ち上げる。理事長として、アルコール依存症からの回復を目指す本人やその家族の支援を行っている。

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