インドの時代: 今一番知りたい国
(著) 榎泰邦
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「(略)日本人の多くにとって、依然として「インドは知られざる国」のままでいるように思えてならない。こうした思いを胸に、少しでもインドを知るための一助になればと考え、二回に亘るインド勤務を踏まえ、インドの政治、経済、文化について記したのが本書である。」(本文より)1981年から83年までと2003年末から2007年秋までの2回、ニューデリーの日本大使館に勤務した著者が、目まぐるしく変転するインド事情(政治・経済・文化)をまとめた学術的価値の高い見聞録。「世界最大の民主主義国家」、「インド・ビジネスの進め方」、「インド洋の歴史」など計13章で構成——12億人の人口を抱える大国インドについて学ぶには、まずこの一冊から!
【著者プロフィール】
榎 泰邦(えのき・やすくに)
1946年東京生まれ、68年東京大学法学部中退、外務省入省、95年EU代表部公使
97年文化交流部長、2000年中近東アフリカ局長
01年南アフリカ特命全権大使、03年在インド特命全権大使
07年外務省退任、三井物産株式会社顧問、09年創価大学法学部客員教授
著書・共著『インドへの道 日本への道』(出帆新社)
『南アフリカ、ポスト・マンデラの行方』(論創社)
『文化交流の時代へ』(丸善ブックス)など。
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