バーミヤン大佛最期の雄姿:菅沼隆二写真集

(著) 菅沼隆二

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作品詳細

[商品について]
―貴重な遺跡と素顔のアフガニスタンを知る―
文化の十字路として長い歴史を持つアフガニスタン。その中央に位置するバーミヤン地方には、渓谷の中に建造された巨大な仏像を始めとする石窟寺院が存在する。現在、ユネスコの世界遺産に設定されているこれらの遺跡は、度重なる紛争によって傷つき、2001年にはタリバンの手によって爆破され壊滅的な被害を被った。
本書は、そのバーミヤン遺跡に実際に足を運び、爆破される前の在りし日の大仏や遺跡の姿を収めた貴重な写真集である。
タリバンを含め、報道では伝わらない現地の眼で見たアフガニスタンの姿がここにはある。

[目次]
1. 写真集に寄せて  松浪 健四郎
2. 地図
3. バーミヤンへの道
4. バーミヤン遺跡
5. カブール市街
6. カブール博物館
7. 出会った人たち
8. アシアナ(孤児のための職業訓練施設)
9. アフガン再訪
10. バーミヤン大仏に思うこと  レシャード・カレッド
11. 写真集の再販に寄せて  レシャード・シェルシャー
12. バーミヤン紀行  菅沼 隆二
13. あとがき
14. 著者プロフィール

[出版社からのコメント]
バーミヤンの大仏が爆破される動画をニュースで見た方も多いと思います。貴重な歴史的・文化的な遺産が失われるのは人類にとって大きな損失であるといえますが、一方で傷ついた遺産がいつまでも復興されないことも同じように大きな損失であると思います。本書を通じてバーミヤン遺跡に多くの方が関心を寄せていただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
菅沼隆二(すがぬま・りゅうじ)
1936年 静岡県島田市に生まれる。
1994年 静岡県教育委員会退職
同年 学校法人島田学園勤務(2002年退職)
1996年 玄奨三蔵インド求法の道を訪ねる旅を始める。
    8月 中国・新彊(西域北道)
1997年 8月 パキスタン、12月インド
1998年 8月 中国・河西回廊
1999年 8月 中国、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン(シルクロード横断)
    12月 ナショナルジオグラフィック社[日本版]
    [写真コンテスト1999]海外部門優秀賞受賞
    12月 インド、ネパール(仏跡巡礼)
2000年 8月 アフガニスタン(バーミヤン大仏を撮る)
    11月 写真展「三蔵法師の道 ─人と自然と遺跡─」於:島田市民ギャラリー
    12月 インド(仏跡巡礼)
2001年 3月 写真展「三蔵法師の道 ─人と自然と遺跡─」於:静岡市民ギャラリー
    6月 写真展「バーミヤン大仏最期の雄姿」於:東京・シーバンスN館ギャラリー
       以後静岡県内を中心に東京、横浜、名古屋他の各地で写真展と講演会を開催する。
    8月 中国・敦煌、チベット
2002年 写真集[バーミヤン大佛最後の雄姿]刊行
2004年 7月 アフガニスタン(再びバーミヤンを訪れる)
*NGOカレーズの会会員 → アフガニスタンの医療と教育の支援

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