マタギ: 知恵と愛情の狭間で山を守り抜く物語

(著) 西口正司

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作品詳細

この物語は白神山地の大自然を舞台に、そこに息づくものたちが織りなす壮大なドラマである——

「山の神様、あんなに山に尽くしても俺の命がほしいのか」
と闇に向かって叫んだ。
「こんな所で、みじめな死に方してたまるか」
怒りが頭の中を交錯した。戦ってやる。絶対死ぬものか。俺にはまだ、生きる力が残っている。

白神山地の発電所開発の実施に伴い、山に詳しい案内役として選ばれたマタギの工藤朝雄と電力会社の社員である奥田剛志が率いる一行は、開発地の計画調査のために山へ入る。マタギの知恵により、難解な調査は着実に形を成していくのだが……人間と自然、進歩と伝統、信仰と畏怖の調和を描いた傑作小説!

【著者プロフィール】
西口 正司(にしぐち・まさし)

1945年青森県西津軽郡深浦町(旧岩崎村)生まれ。
地元役場職員勤務の傍ら白神山地探検をライフワークとして、白神岳登山大会、白神岳避難小屋建設、少年アルピニスト教室などを主宰し、現在も白神岳1000回登頂記録を目指して活動している。

著書
「白神岳」「白神の山旅」

山歴
日本山岳ガイド協会員、日本山岳会員、日本自然保護協会員、岩木山岳会員、深浦町白神ガイド協会長

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