メビウスの輪

(著) 高森直喜

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作品詳細

「うらと表が一体化し、二次元から三次元の空間ができるといえば、メビウスの輪であろう。メビウスの輪は一枚の細長い紙を一回ひねってその両端をつなぐとできる。そしてできたその形はちょうど無限を表す記号となる。そこではうらも表ももはや存在しない世界である。次元が変われば矛盾するものでさえ一つになってしまうのだろう。」(本文より)
春も、夏も、秋も、冬も、変わらずどこかで、花が咲く——
高校の英語教師としての日常、家族を支える父としての日常、そして、この世に生きる一人の人間としての日常。それぞれの日常の表裏を爽やかな筆致で描いた珠玉のエッセイ。

【著者プロフィール】
高森 直喜(たかもり・なおき)
1951年生
宮崎県立妻高等学校英語科教諭
主な著書「やじろべえのうた」

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