人生に映画をもう一度:わたし語りで楽しむスクリーンの物語

(著) 金井貞徳

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作品詳細

[商品について]
―映画があれば、人生を語れる―
銀幕の向こうにあるドラマと魅惑的なスターの姿は、今も昔も多くの人を魅了してきた。映画は、仲間や恋人、家族の思い出となり、人々の人生を様々な形で彩ってきた。
本書は、映画に魅せられ多くの作品を観つづけてきた著者が、数々の名作の中から、心に深く残る30作品を選び、その彼方によみがえる数々の人生の記憶とともに、魅力を語った作品である。
常に時代と共にあった映画の面白さを味わうことができる作品ガイド兼エッセイとなっている。

[目次]
私の映画事始め──『私は貝になりたい』
人生はだし巻きタマゴのように──『深夜食堂』
苦き記憶がよみがえる少年の日々──『泥の河』
やりきれない悲しみ──『この世界の片隅に』
魂を呼び覚ます──『飢餓海峡』
名医は型破り──『赤ひげ』
青春映画残像──『美しい暦』
厳粛で悲しい──『東京オリンピック』
中学卒業を前に叱責された──『男と女』と『夕陽のガンマン』
名作には優れたサブテキストがある──『ローマの休日』
熱き血潮の冷えぬ間に──『生きる』
理不尽な母の死──『異邦人』
許されるなら、時間よ戻れ! ──『故郷よ』
人間の尊厳に迫る──『ジョニーは戦場へ行った』
人類の悲鳴に耳を貸さぬ我ら──『夜と霧』
上原良司と──『ホタル』
らしく生きる──『ライムライト』
デクノボー──『さびしんぼう』
それでも人は学ぶ──『キャスト・アウェイ』
〝わたしは誰?〟と問いかける──『灼熱の魂』
いつまでも心に留めておきたい──『コーラス』
名画は名曲とともに──『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
煌めくヒロイン──『ワンダーウーマン』
母を語るキリスト──『汚れなき悪戯』
哀しい父子の道行き──『砂の器』
小石に微笑むジェルソミーナ──『道』
振り返ってはいけない──『ニュー・シネマ・パラダイス』
あとがき

[出版社からのコメント]
映画の魅力は、時代を問わず楽しめるというところにあると思います。古い無声映画から最新のハリウッド映画まで、工夫を凝らして作られた名作はいつでも私たちを楽しませてくれます。本書の中にお気に入りの作品や興味を持つ作品を見つけていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
金井 貞徳(かない・さだのり)
1951年、青森県生まれ。信州大学卒業。
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)館長。
元松商学園高等学校校長、国語科教諭。
日本チェルノブイリ連帯基金理事。
1974年から2014年まで松商学園高等学校に勤務。放送部顧問として、1986年より22年間指導した。

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