人生は自分次第で面白くなる : 「学びて、習う」 (心と力を磨く)【電子書籍版】

(著) 日比野満

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作品詳細

[商品について]
―面白いというのは、充実し、生き甲斐を感じ、夢や希望を実現していく、悔いのない人生を送るということである―
会社は社会の公器であり、役員や社員が人財として成長し、社会的な任務を誠実に責任を果たし、社会に貢献できる会社を代々継承させることが重要である――。本書は、建築設計士として数多くの設計を手掛けてきた著者が、会社経営と建築設計の社会的な役割について、約10年にわたり自身の想いを社員に伝え続けてきたコラムの中から、学び実践してきた先達の教えを厳選してまとめた作品である。建築設計はもちろん、ビジネスに携わる全ての方に参考にしていただきたい一書となっている。

[目次]
まえがき
序 章 意志の持ち方次第で人生は面白くなる
若い人の成長を願って
学ぶことは年齢や時代や職業を越えて必要
「経営はトップの器で決まる」の器とは?
第1回のコラムは「原点回帰」
学んで習うことで人間は成長する
自らが先に学びコツコツとやり続ける
積小為大―全ては一からの積み重ね
心身の充実こそ良い仕事を進める源泉
ルーチンと「運とツキ」のフロー理論
私のルーチン―剣道、草野球、テニス
「不易流行」を基本とした経営と建築創り
親孝行として「徳」のお返しをする
親孝行
第1章 自分を磨く、生き方のヒント
剣道で学んだ「先(せん)の先、後(ご)の先」
早起き―「やるのか・やらないのか」で差が付く
苦・楽―苦労を知らないで「楽」(感動)はない
小さなことを積み重ねる
自己を深め、人生を深めていく三つの要点
発心、決心、持続心―自己を高みに押し上げる
「志」を立て、行動に移し継続する
ギブアンドギブ―持てる力でトコトン尽くす
第2章 教育―人づくりを学ぶ
投志―人財に成長させられるかどうかが会社盛衰の原点
21世紀の人材育成―「人間への投資」を
人生信条を持つ―何を信条とするか五つのヒント
森信三先生から学ぶ―人間形成三つの要素
先達の語録に学ぶ―大事なのは実践と継続
ノーベル賞受賞者のすばらしい感動語録
青春―年を重ねただけでは人は老いない
建築が人間を創るとは―建築の持つ魅力が「人間を創る」
ドラッカー博士の教え―野球とドラッカー理論は共通する
続・ドラッカー博士の教え―「建築家・設計者の条件」
「小よく大を制す」―きめの細かいサービスで競う
「人物を創る」―西郷隆盛の遺訓と「孟子」の言葉
人を植える―「建築創り」は人づくりから
人を植える―「こども家庭庁」で徳育を充実させる
第3章 仕事観―働くということ
与えられた仕事を天職と考える
仕事をするに当たっての三要素
凡事徹底―「きちんとした会社」を自分達の手でつくる
三本の矢―合わせ方で足し算より掛け算になる
人生は「負けて、勝つ!」
「100‐1=0」はある
建築家として心すべき仕事観とは
渾身満力(こんしんまんりき)―「信頼される人」になる
後生畏(こうせいおそ)るべし―若者が先輩たちに追いつき追い越していく
私の座右の銘の一つ「物心両立」
守・破・離―道を極める
雑学大学―「縁づくり大学」
第4章 リーダー、プロ意識、健康
リーダーには才能や力量に加え「徳」が必要
建築士は皆、「ものづくり」のリーダーである
建築家(リーダー)としての10則
胆識(たんしき)―養うことはリーダーの不可欠な要素
私が選んだ25字の「孫子の兵法」
創業の精神+ユニバーサルデザイン(UD)
創業者として語り継ぎたいこと
建築設計・監理においても突き詰めれば「要約力」
プロの条件―進んで代償を支払う覚悟はあるか
私の成功観―なくてはならない人に成る
惜福、分福、植福の実践
幸福―幸福の連鎖を生み出していく社会づくり
「ねむの木の子どもたちと、まり子美術展」
健康と繁栄―生活習慣の改善ポイント
養生訓―「三楽」「内欲と外邪」の制御
私の健体康心―何よりも両親に感謝
笑う門に福来る―笑顔はビジネスや生活の要諦の一つ
第5章 徳ある人を目指す―信、縁、恩、運、ツキ
徳に基づき―徳は人として最も大切な心の在り様
徳をつくる―人間を人間たらしめる本質的要素は「徳」
繁栄の法則―信を保ち、信を築く
利より「信」―「信」を以て良質の建築を創り上げる
恩―「おかげさま」
名人―教育の原点は幼児教育から
運とツキの法則―「志」の一念を積み重ねて呼び込む
第6章 論語―生き方、経営の教訓を学ぶ
孔子の人間学―朋(とも)有り遠方より来る
恕(じょ)とチーム力―社会のお役に立つ会社に成長する
文質彬彬(ぶんしつひんぴん)―それを活かすは伝播力(でんぱりょく)
五悪・五善・五美―人間力を養う
第7章 建築は素晴らしい & 節目は次に向っての出発点―感謝を込めて
二つの主力部門―「幼児の城」と「福祉施設研究所」
岩の上に家を―聖書の知恵は見事です
他喜力―「顧客と感動を共有する」
コミュニティ・アーキテクト
「いいものをつくるには、いいものをみろ」
秋本番と近代建築―辰野金吾の志、出会いを生かす
生き方―あなた方の天役は建築設計ですよ!
禅と建築―スリムに贅肉をそぎ落とす
縁―高齢者の増加と施設の問題
疾風(しっぷう)にして勁草(けいそう)を知る―有事にして建築の強さを知る
疑うがゆえに―鬼手仏心を信条として
嗚呼・宮古島……感じる園舎―風を感じ「成長する園舎」
面白おかしな仲間の集まる職場でありたい
点・線・面・体―連続させて構造や設備の機能を織りなす
日本の林業再生―県産材を採用する
2011年・年頭所感……義利合一
創業40年―偉大なるかな継続の力
充電退任―積極的に組織刷新を図る
2013年、年頭所感―「利他の心」
第900回、「心の持ち方」で人生は豊かになる
節目のコラム―今日は私、73回目の誕生日
コラム、第1000回―感謝・感激・感動
2015年・年頭所感―ひたすら志に集中せよ
2016年・年頭所感―「至誠」を尽くす
第8章 『致知』―強い味方、学びの宝庫
賞味期限―「人間にも賞味期限がある」
母のこと―啐啄同時…呼吸を合わせる
ヒト・モノ・カネ+情報が充実していれば「盛」
人材・人財から人物になる―才能と徳を併せ持つ
五つの〝自〟―人間力にさらに磨きをかける
魔性(ましょう)―情熱とも、狂気とも言っていい
歩歩是道場(ほほこれどうじょう)―逃げずに集中して取り組む
治に居て乱を忘れず―好景気時代に備える、利益の三分割法
あとがき
日比野満コラム(年代別)
著者略歴

[出版社からのコメント]
人生を生きて行くのは自分であっても、そこには多くの人の教えや学びがあってはじめて今の自分があるということは、誰にでもあてはまることではないかと思います。本書の中にある先人達からの様々な学びを通じて、ぜひ多くの方に人生をより良く生きるためのヒントを掴んでいただければ嬉しく思います。

【著者略歴】
日比野 満(ひびの・みつる)

1941年和歌山県新宮市生まれ。
1959年和歌山県立新宮高等学校卒業。
1963年名城大学第一理工学部建築学科卒業。同年岡設計入社、岡隆一氏に師事。
1972年(株)日比野設計設立。
1998年日本建築士会第40回全国大会で表彰。
1978年22回神奈川県建築コンクール入賞(第31回、第33回、第37回、第43回、第44回に各入賞)。
1999年神奈川県優良建築工事設計監理部門表彰。
1999年関東甲信越建築士会ブロック会作品表彰。
2000年日本建築士会連合会優秀賞。
2013年神奈川県優良建築工事設計部門表彰。
2014年(株)日比野設計会長退任。
2016年顧問退任。

在職中に、「幼児の城」(保育園・幼稚園・こども園)と福祉施設研究所(老人施設・障害者施設)など、2つの特化型設計部門を確立する。

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