俳句エッセイ モン・サン・ミシェルの羊達: 旅と心と記憶の風景

(著) 二宮真弓

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作品詳細

「モン・サン・ミシェルの羊達は、北の海の潮風にさらされた牧草をたっぷり食べて育つため、独特のおいしい羊料理となることで知られているのである。この聖地はこのところ世界的に名を知られて観光バスはじゅずつなぎ、近づくと二キロほどはのろのろ運転でお手上げである。」(本文より)
俳句とエッセイとを巧みに絡み合わせ、さまざまな世界観を展開する二宮真弓による「俳句エッセイ・シリーズ」の第5弾を電子書籍として新たに刊行! 旅の光景、心の情景、記憶の風景があなたを作品の向こう側へと誘う——珠玉の俳句エッセイ集!

【著者プロフィール】
二宮真弓(にのみや まゆみ)
1931年、岐阜県土岐郡笠原町に生まれる。
県立多治見高校を経て、玉川大学文学部英米文学科卒業。
総長・故小原國芳先生のご薫陶を受け、在学中より雑誌『全人』『玉川百科大辞典』の編集にたずさわる。
もと名古屋YWCA新聞編集委員。
1981年「シャトレ座の天井桟敷」が第10回日本旅行記賞佳作。
1983年より15年間、中部経済新聞文化欄にエッセイを執筆。
1997年より名古屋ABCクラブ会員。ABCクラブ俳句会同人。
宇佐美魚目先生に師事。
「晨」所属。中部ペンクラブ会員。

二宮真弓の作品
「たった一週間のヨーロッパ」      (1980年/玉川大学出版部)
「パリの空の下 六段の調べは流る」            (1994年/近代文藝社)
「アムステルダムの春は自転車に乗って」 (1997年/新風舎)
「小説 紫露草の咲く家」        (1998年/新風舎)
「俳句エッセイ めうがやの足袋」    (2003年/新風舎)
「俳句エッセイ モンマルトルに眠れ」  (2005年/新風舎)
「ヴィラ・メディチの庭」        (2005年/美研インターナショナル)
「俳句エッセイ ジヴェルニーの虎杖」  (2005年/新風舎)
「俳句エッセイ オペラハウスの夏鷗」  (2005年/新風舎)

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