入れ歯の匠: 歯科医・辻中竹男 究極の技術と仕事哲学
(著) 長辻篤郎
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入れ歯づくりに一生を捧げた歯科医の、究極の技術と仕事哲学。
どんなものでも噛める、つけ心地が自然、密着していて外れる心配がない。そんな幻の入れ歯「無口蓋総義歯」を、9年かけて研究し完成させた歯科医がいる。その名は辻中竹男。
「通常5分で終わる作業に最低2時間かける」「患者を選び、診たくない患者は断る」など、型破りな言動の背後には、常に最高の仕事を求める強いプロ意識があった。
辻中が独自に編み出した高度な技術を紹介するとともに、波乱万丈な人生、ぶっきらぼうだが人情深い素顔に迫る。
歯科医や技工士を目指す人はもちろん、すべてのビジネスマンに読んでほしい一冊。
【著者プロフィール】
長辻 篤郎(ながつじ・あつろう)
1933年、台湾・花蓮市生まれ。鹿児島県出身。鹿児島県立甲南高校、西南学院大学卒業。産経新聞社記者・編集委員を経てフリージャーナリスト。ペンネームは「貓公」。元(財)都市交通問題調査会発行の都市交通・パーキング情報紙編集長。
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