全面ラストで陽は落ちて:春まだ青き同じ季節をひた酔ひぬ(下巻)

(著) 松尾政信

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[商品について]
―その日、その時でなければ得ることのできない、かけがえのない日々―
大学紛争に社会が揺れるなか、父が提示した条件をクリアして晴れて熊本大学に進学した「私」は、入学初日に大学紛争の洗礼を受けながらも憧れの大学生活を開始する。剛毅朴訥になりたいと寮歌同好会に入ったものの一度の集まりもないまま自然消滅し、下宿の新入り歓迎コンパで先輩との酒飲み勝負に負けて夢にも思わなかった硬式庭球部に入部する羽目に。しかしそれは、良き仲間に恵まれて過ごす青春の日々の始まりだった――。
世間の動向や変化に微妙に揺さぶられ、ときに回り道をしながらも前へ進もうとした地方の青年の「春まだ青き季節」を書き綴った自伝的青春記、下巻。

[目次]
(五)見よや竜南竜は伏し鉄腕撫する健児あり
一、西山下宿を退去する
二、『飄々(ひょうひょう)庵(あん)』誕生
三、飄々庵のこと村里下宿のこと
四、幹部の仕事
五、全面ラストで陽は落ちて
六、夏季合宿
七、夜の合宿
八、徹麻レギュラー選手
九、村里下宿隣家火事
十、名月や竜田の山でバカ騒ぎ
十一、屋台「かあちゃん」
十二、蕎麦焼酎試練
十三、魔の空腹十日間
十四、私の鬱勃たるパトス
(六)今武夫原の春にして鬱勃の気をはらすべし
一、五高寮歌「椿花咲く」雑感
二、卒論に取り組む
三、祭りの実地見学佐賀県の山間地へ
四、祭りの氏子となる
五、夜の祭りで氏子の気持ち通じる
六、初めての天草行き
七、就職に苦戦する
八、焼酎指南
九、阿蘇遠歩
十一、雪山遭難か
十二、飄々庵解散の宴
十三、鬱勃たるパトスの異常なる発散
十四、さらば熊本の日々
(七)時艱にして義を思ひ塵世に節を偲ぶかな
一、男はつらいよ
二、無断欠勤三日目
三、命短し恋せよ乙女
四、忘れ物を探しに
五、縁あってバーテンになる
六、酒癖は面白い人間教科書
七、しばし酒を断つ
八、住み込み警備員も楽じゃない
九、バドミントンにはまる
十、『昭和貮年熊本県潮害誌』のこと
十一、怪異体験
十二、さくらの唄
十三、永平寺から友が戻る
十四、副業を始める
十五、卵の売り先
十六、忘れ物を見つけた最後の学び舎
あとがき 想いおこせば恥ずかしきことの数々


[出版社からのコメント]
「青春」とはいつまでをいうのかは人によって異なりますが、みずみずしい感性で悩み迷いながら前に進む日々は、「青春」を感じることができる時間といって良いかもしれません。本書の中にある青春の時間からはずいぶんと時が経ちましたが、現代では味わうことのできない濃密な日々を、あるいは懐かしく、あるいは新鮮な気持ちで楽しんでいただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
松尾政信(まつお・まさのぶ)1950年 佐賀県武雄市若木町生まれ 
1969年 武雄高校卒業 
1973年 熊本大学法文学部哲学科卒業
1977年 コピーライターとして(株)西広入社 長崎支社配属  
1992年 本社へ転勤 クリエイティブディレクター クリエイティブ局次長 営業局長 取締役総務局長を経て
2009年 同社代表取締役社長就任
2010年 九州広告業協会会長就任
2013年 (株)西広社長退任
2014年 佐賀テレビグループ(株)STSエンタープライズ代表取締役社長就任
2020年 (株)エンターアイ(旧STSエンタープライズ)社長退任

現在 同社取締役相談役

著書 『川へ~過ぎし日の水辺の情景と魚たち~』(2014年)
   『川古庄屋日記・諸控帳を読む』(2017年)
   『川古庄屋日記・諸控帳を読む改訂増補版「樹齢百三十年若木の根底」』(2019年)

編集・解説 『写真や資料でたどる若木の歴史「明治・大正・昭和のふるさと」』(2019年)

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