写真集 伝統こけしの匠たち──「弥治郎系」こけしに宿る技と美

(著) 村上勇一郎

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作品詳細

[商品について]
―こけし職人の魂が見える―
江戸時代末期から、東北各地の温泉場に近い集落で作られたことに始まる「伝統こけし」。その中でも宮城県南部に位置する「弥治郎地区」を中心に発展してきたこけしは、大きな頭と、頭頂部に豊かな色彩で描かれた「ろくろ模様」が特徴的な、かわいらしくも逞しいこけしである。本書は、あるきっかけから、この「弥治郎系」こけし工人の撮影のとりこになったカメラマンが6年ものあいだ弥治郎集落に通い続け、製作作業の風景と工人の手業を収め、まとめた写真集である。作り手の技術や手間の大変さはもちろん、「こけし神輿」や「供養祭」といった行事風景の様子を通して、こけしの技術と伝統が鮮やかに伝わる。

[担当からのコメント]
日本人なら誰しも一度は目にしたことのあるこけしですが、その製作の様子をこれほど間近で写した写真集は、本書の他になかなか見つからないのではないでしょうか。作り手の魂が込められた「伝統こけし」製作の様子を臨場感たっぷりに伝える写真の数々を、ぜひご堪能ください。

[著者紹介]
村上勇一郎(むらかみ・ゆういちろう)

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