冠攣縮から心疾患を診る:真実は見えるのか?

(著) 末田章三

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作品詳細

[商品について]
―臨床現場の真実を見抜く力を養う―
冠攣縮(かんれんしゅく)とは、心臓の表面を走る太い冠動脈が、何らかの原因によって一時的に異常に収縮した状態をいいます。
本書は、臨床の現場で多くの冠攣縮性狭心症を診断してきた著者が、我が国の狭心症の7、8割に関与していると言われる冠攣縮について、症例を提示しながら各種心疾患と冠攣縮の関係をまとめた書籍です。
一般開業医や研修医、循環器専門医の先生方が、冠攣縮から心疾患を診ることで、既存の概念に囚われず、真摯に患者さんの訴えに耳を傾け真実を見るための一助として、多くの方にご活用いただきたい内容となっています。
[出版社からのコメント]
医療に限らず、「真実を見抜く」ことは大変に難しいものです。裁判を見ても分かる通り、真実を明らかにするためには多くの手間と時間が必要となります。激務の中で人の命を預かる医療の現場で、本書が多くの医療従事者のアドバイザーとなれば嬉しく思います。

【著者プロフィール】
末田 章三(すえだ・しょうぞう)
愛媛県立新居浜病院 副院長
昭和 31 年 5 月 23 日生 広島県呉市生まれ
昭和 50 年 広島学院高等学校卒業
昭和 56 年 愛媛大学医学部卒業
昭和 56 年 愛媛大学医学部附属病院研修医
昭和 57 年 愛媛県立中央病院研修医
昭和 58 年 愛媛大学医学部2 内科医員
昭和 60 年 八幡浜市立病院内科医長
昭和 63 年 喜多医師会病院内科医長
平成 8 年 鷹の子病院内科部長
平成 10 年 済生会西条病院循環器内科部長
平成 20 年 愛媛県立新居浜病院 内科部長
平成 22 年 愛媛県立新居浜病院 副院長
<専門分野・委員>
虚血性心疾患・冠攣縮
平成 17 年度 厚生労働省循環器病委託研究班員
平成 18 年度 日本循環器学会ガイドライン作成班員
「冠攣縮性狭心症の診断と治療に関するガイドライン」
<評議員幹事>
FJCC(日本心臓病学会特別会員)日本循環器学会四国地区評議員
CVIT 中国四国地区評議員 FJCA (日本冠疾患学会特別会員)
<所属学会>
日本内科学会、日本循環器学会、日本心臓病学会、日本冠疾患学会、
日本心血管治療学会、
<受賞>
上田賞受賞 : 平成 22 年度 日本心臓病学会(最優秀論文賞)

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