凍える花: 福田晋短編小説集
(著) 福田晋
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主人公の丸山茂太は東京へ上京したばかりの青年である。英文学を専攻する彼にとってその生活は楽しくも一瞬で激動そのものであった。そんな中出会ったのは下宿先の娘であった久子。彼女のその人柄や姿に惹かれやがてふたりは入籍を決めたのであった。果たして物語の終着点はどこなのか。誰も予想できないその結末をぜひご覧いただきたい。本作はそのほか二編を含む福田晋渾身の短編集である。
[出版社からのコメント]
小説は多くの人々を様々な世界へといざないます。中でも短編は少しの時間で小旅行に出かけるような感覚です。その先に繰り広げられる様々な世界を存分にお楽しみください。
[著者プロフィール]
福田 晋
1934年 秋田県能代市に生れる
1951年 秋田県立能代高校定時制 病気中退
1959年 青山学院大学英米文学科 病気中退
著書 『いつまでも空のうえから』
『彷徨しつづけた私』
『続・彷徨しつづけた私』
『彷徨の果てに』
『琴江の決断』
『古い玩具』
『咲子、その愛』
『彼岸で待ってて』
『エデンの片隅で』
『グッドバイのまえに』
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