動物になった家族

(著) 井口由子

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作品詳細

奇妙なメタファーが浮き彫りにする、描画者と家族のリアルイメージ。
子どもに自分の家族を動物におきかえて絵にしてもらい、子どもと家族の関係・家族内の人間関係を読み解く描画テストのひとつ「動物家族画」。本書は、ドイツの調査から「動物家族画」における動物の象徴的な性格をまとめ、教育相談の豊富な事例をもとに家族関係の体験の型を抽出・分析、加えて日本での調査結果も収録した重厚な心理学書――心理学・投射法への関心を高める一冊。

【著者プロフィール】
井口 由子(いぐち・ゆうこ)

1974年, 早稲田大学第ー文学部心理学科卒業。
1974年〜1985年, 東京都心身障害児・者施設に勤務。
この間1980年〜1982年, ドイツ連邦共和国(当時西ドイツ)テュービンゲン大学医学部児童青年精神科にて心理職として研修。
1985年, 財団法人児童育成協会こどもの城小児保健部(小児保健クリニック)心理相談員。
1999年~, 同小児保健部部長(臨床心理士)。
2014年~現在, こども・思春期メンタルクリニック/市ケ谷心理相談室室長

主著
「子どものからだと心身近なQ&AJ (共著)中央法規
「「ねずみ男」精神分析の記録」(共著)人文臼院

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