図説・石川県の城 Ⅰ:能登奥郡の山城

(著) 高井勝己

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作品詳細

「日本海に突き出すように伸びる能登半島。その先端は「奥能登」と称され、石川県面積の約三分の一を占める広大な地域です。(中略)
ご縁があって、平成四年と五年の二か年間この地の担当となり、穴水町にと赴任しました。この機会を有効に生かしたいと考え、城跡の踏査をすることにしたのです。(中略)
今回の目的は、遺構の姿を「誰もが自分の目で確かめられるように」と“縄張り図”の作成を重点としました。小さな、それも名もなく自然に返った山城の所在を確認することから始めたのです。地元の人の協力もあって、この地域に伝わる城舘堡五十一ヵ所をまとめることができました。」(序より)

【著者プロフィール】
高井 勝己(たかい かつみ)
1945年石川県七尾市生まれ。67年3月近畿大学農学部卒。石川県農業協同組合中央会勤務を経て、現在、学術団体・日本城郭史学会評議員、石川郷土史学会常任幹事。

城とのかかわり
1963年 日本城郭協会会員。
1964年 同協会近畿支部学生部長。
1965年 日本城郭近畿学生研究会に所属。1983年から90年まで金沢市教育委員会文化課城 郭調査員。

主な著書
石川県の城郭集(昭和43年)
石川県城郭総覧(昭和56年)
天堂城跡(平成12年)
図説・石川県の城シリーズ[I能登奥郡の山城(平成9年)、 II能登口郡の山城(平成14年)、III北加賀の山城 (平成13年)、IV南加賀の山城(平成12年)、V続・能登の山城(平成17年)、VI続・加賀の山城(平成19年)、VII能登・加賀の山城 追録編]
能登国観音[能登三十三札所](平成元年)
金沢観音巡證西国三十三札所(平成5年)
金沢の古城跡(共著・昭和60年・金沢市教育委員会)
高尾城跡詳細分布調査報告書(共著・平成2年・金沢市教育 委員会)ふるさとの遺産神和住城(平成16年・斉和地区振興委員会)
青谷砦跡調査概報(平成20年6月)

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