図説・石川県の城 Ⅲ:北加賀の山城

(著) 高井勝己

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作品詳細

「北加賀は、金沢市・松任市・石川郡・河北郡のほぼ全域を範囲とする地域で、飛鳥の頃には加宜国と呼ばれ、更に奈良の置国の時には越前国加賀郡となりました。(中略)
今回、紹介するのは六十六カ所となりましたが、その多くの城跡は、山麓の中に忘れ去られたように自然と同化しています。
最後に、この貴重な史跡が村人の心の中から消えようとしている姿に一抹の寂しさを感じました。城にふれる時、時代に生きた人々の姿を垣間みる思いです。」(序より)

【著者プロフィール】
高井 勝己(たかい かつみ)
1945年石川県七尾市生まれ。67年3月近畿大学農学部卒。石川県農業協同組合中央会勤務を経て、現在、学術団体・日本城郭史学会評議員、石川郷土史学会常任幹事。

城とのかかわり
1963年 日本城郭協会会員。
1964年 同協会近畿支部学生部長。
1965年 日本城郭近畿学生研究会に所属。1983年から90年まで金沢市教育委員会文化課城 郭調査員。

主な著書
石川県の城郭集(昭和43年)
石川県城郭総覧(昭和56年)
天堂城跡(平成12年)
図説・石川県の城シリーズ[I能登奥郡の山城(平成9年)、 II能登口郡の山城(平成14年)、III北加賀の山城 (平成13年)、IV南加賀の山城(平成12年)、V続・能登の山城(平成17年)、VI続・加賀の山城(平成19年)、VII能登・加賀の山城 追録編]
能登国観音[能登三十三札所](平成元年)
金沢観音巡證西国三十三札所(平成5年)
金沢の古城跡(共著・昭和60年・金沢市教育委員会)
高尾城跡詳細分布調査報告書(共著•平成2年・金沢市教育 委員会)ふるさとの遺産神和住城(平成16年・斉和地区振興委員会)
青谷砦跡調査概報(平成20年6月)

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