妻が教えてくれた信念の生き方: 夫婦で闘い抜いた70日間の記録

(著) 松原義泰

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作品詳細

「もし私が死んだら、お骨を全部灰にしてくださいね。そして畑に撒いてほしいの。それで、そこに一本の木を植えてほしいのよ。その木は、ハナミズキ。その咲いた花が私なのよ……」(本文より) 長年、セルフメディケーションの実践を提唱してきた元・厚生官僚の著者と、突然“末期ガン”を宣告された妻との70日間の闘病記。さらに現代医療の限界とその訣別を綴った一冊。
ただただ、愛する人に生き続けてほしいと願う気持ちに、心を締め付けられる、感動の手記——

【著者プロフィール】
松原 義春(まつばら・よしやす)
1937年、サハリン・クラスノゴルスク生まれ。鳥取県倉吉市出身。中央大学法学部卒。61年厚生省大臣官房統計調査部に入省。67年から薬務局薬事課、麻薬課、監視指導課、審査課。79年医薬品副作用被害救済基金初代事業課長としてスモン病被害患者救済を開始。82年から薬務局経済課流通調査官、麻薬課課長補佐、企画課課長補佐、国立衛生試験所の業務課長を歴任。官庁広報誌「部内報」創刊、「医薬分業制度」参画、「麻薬博物施設」創設、流通調査官時代は薬価対策、麻薬課時代は全国の麻薬取締行政を統括、史上初の覚醒剤80キロ密輸入事件摘発に携わる他、犯罪手口のコンピュ−タ化に成功、国連環境問題国際協力会計システム(IPCS)を完成。この間、自分の病気を治すために東洋医学を独学、森下理論を基礎に食事療法を修得。退職後には、健康増進を目指し日本スリ−デ−マ−チかぢ歩会会長として歩け歩け運動の普及活動を続けるほか、青少年の健全育成のために麻薬覚醒剤薬物乱用防止の運動等、多方面にわたって地道な活動を続けている。また、94年には村上幸雄氏と共に世界初の「ビタミンB12のウォ−キング実験」に成功、カナダ・ハワイで学会発表を行っている。現在、在日米国商工会議所正会員ワ−ルドウォッチングソサエティ常務理事。主な著書に、『この「決断」が健康危機を救う』がある。

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