子ども歳時記: わき出すオノマトペ

(著) 丹野眞智俊

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作品詳細

70年前にタイムスリップ!!  昔の子どもたちは、こんなにも奔放で、エネルギッシュだった!!
オノマトペを長年研究している著者が、一九五〇年頃の少年時代に立ち返り、当時の生活でよく耳にしていた言葉を列挙、その語をもとに連想ゲームのように自身の過去を辿りながら、自然で遊び・仕事をする素晴らしさを伝える。「早苗振り」「かっちょ罠」「独楽回し」など、馴染みのない言葉から懐かしい言葉まで、幅広い世代の読者が楽しめること間違いなしの一冊!!

【著者紹介】
丹野眞智俊(たんの・まちとし)
1937年11月 神戸市灘区生。本籍佐賀県。
1966年3月 広島大学大学院教育学研究科修士課程・博士課程教育心理学専攻 就職のため退学
1973年4月 佐賀大学教育学部講師・助教授・教授。この間、佐賀大学教育学部付属幼稚園園長および付属中学校校長などを歴任
2002年4月 佐賀大学名誉教授、神戸親和女子大学・大学院教授
2008年3月 同大退職後、佐賀市本庄自治会会長などの後、佐賀県防災士会会員(災害アドバイザー)、難聴者・中途失聴者会要約筆記ボランティア。臨床発達心理士(カウンセリング)
[著書]
『青年の心理学』(編著) 北大路書房 1987年
『現代学習心理学要説』(共著) 北大路書房 1988年
『教師のための新しい教育実践』(編著) 北大路書房 1992年
『子どもの持ちあじを生かす園保育』(共著) フレーベル館 1993年
『オノマトペ《擬音語・擬態語》を考える―日本語音韻の心理学的研究』(編著) あいり出版 2005年
『オノマトペ《擬音語・擬態語》をいかす―クオリアの言語心理学』(編著) あいり出版 2007年
など多数。

【解題者紹介】
尾崎まゆみ(おざき・まゆみ)
1976年 早稲田大学教育学部国語国文科卒業
歌人、「玲瓏」所属、選者編集委員、神戸新聞選者
1991年 「微熱海域」で第34回短歌研究新人賞受賞
[著書等]
『オノマトペ《擬音語・擬態語》をいかす―クオリアの言語心理学』 10章「文学に生かす」あいり出版 2007年    その他歌集など刊行多数。
「文芸春秋10月号」(2014年) 短歌掲載(水の花)
手を繋ぐその感触のひりひりと皮膚にある触点の星屑
など7首。

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