実録・ジャイロプレン:趣味の自作航空機で空を飛ぶ
(著) 國分正紀
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シエルバが「失速しない」飛行機として発明したオートジャイロは、ベンセンによってスカイスポーツ用のジャイロコプタとなって普及した。ジャイロプレンは、浮遊するための回転翼を動力で駆動させるのではなく、機体が進む時に発生する風圧によって自動回転する点で、ヘリコプタとは大きく異なっている。
本書は、長年ジャイロプレンを自作しスカイスポーツを楽しむ著者が、日本で実際にジャイロプレンを楽しむ活動の記録を通じて、その魅力を伝えようとする作品である。ときにベランダ作業でジャイロプレンを作り上げる様子は、ものづくりの楽しさで溢れている。
子どもの頃に、一度でも大空にあこがれたことのある全ての人に贈る一書。
「目次]
予備知識
Kokubun Model G6-2DK Gyroplane
「Chapter No.Zero」 「ジャイロプレン/趣味の自作航空機」
始まり ミッドウェイあるいはターンポイント
始まりの始まり
ワンマン・ヘリコプタ
ティプシー・ニッパー build-it-yourself キット
霞の目飛行場
初ソロ~最初の単独飛行 昭和35年(1960年)7月20日
ほか
Kokubun Model G6-VW1500 JE0084
王城寺原演習場
ジャイロプレンに復帰
安全管理者制度
機体の現状調査
ロールアウトはしたものの
航空協会の意見
ヘルス・メーターの精度
G6A型 JE0084 初浮上
ほか
Kokubun Model G6-R503 JE0221
アクリル樹脂風防
XG6R オートジャイロ
XG6R ロールアウト
識別記号 JE0221
11年で100機のジャイロプレン
動画記録失敗
心境は遠足の前の日
G6-R503 JE0221進空
ほか
換算資料
参考文献(順不同)
[出版社からのコメント]
飛行機を自作すると聞くと、遠い趣味の世界という印象を持つ方は多いと思います。またこうした趣味は、広い家や敷地がなければできないと思われる方も多いでしょう。しかし本書を見れば、スカイスポーツは一般の個人でも十分に楽しむことができる趣味であると感じていただけると思います。本書を通じて、自らの力で空を飛ぶという世界を存分に味わっていただければ幸いです。
【著者略歴】
國分 正紀(こくぶん・まさのり)
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