小説 恐怖の洗脳エコロジー: 囁く葦の秘密・完結編
(著) 雨宮惜秋
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作家・雨宮惜秋氏が終始懸念していることは、すべてのマスコミ報道や政治家・官僚の言論、果たして信じるに値するのか、ということです。
本書で、雨宮氏は、ダイオキシンの害悪に関する問答劇を繰り広げます。
人間が1度呼吸するたびに、1億個ものダイオキシンの分子を吸入するといいます。
通説では、ダイオキシンの害は知られるところではありますが、実際はダイオキシン類は222種類にも及び、なかでも猛毒であるTCDD(テトラクロロジベンゾ・パラ・ダイオキシン)の数値に換算して、人の生命を貶める物質であると一般的に言われています。では、なぜその猛毒物質に換算するのでしょうか。大部分のダイオキシンに害が希薄にも関わらず。
雨宮氏の考えるところによると、まさにそこにあらゆる思惑・陰謀が隠れているところであり、人々が知らずに情報操作されている結果であると言います。
雨宮氏は、「洗脳社会」と話します。
現代では、複雑な情報を誰もがどこにいても知ることができることと裏返し的に、発信者もその情報の伝え方によっては如何様にも操作できる時代だといいます。すべての情報は、自身で取捨選別する、疑う技術が求められています。
前作、「囁く葦の秘密」・「小説 恐怖の裁判員制度」に続く、3部作目。
囁く葦の秘密シリーズ完結編です。
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