御壁屋のぼんくら兄弟たち

(著) 小牟禮昭憲

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[商品について]
――タイトルにもなっている御壁とは次のどれでしょうか。
1.塗装、2.蕎麦、3.豆腐

正解は、本書 「御壁屋のぼんくら兄弟たち」をご覧ください。
この物語は地球という奇跡の星の最後の場面に向き合うという強い気持ちで生きているタダの「ぼんくら」ではない「ぼんくら兄弟たち」いや、個性的な人間がよりによってこの一家に集まった前代未聞の「ぼんくら一家全員」の話である。この一家は御壁屋を営む両親、三男一女の四人兄弟である。一族は総じて短気であり、計画性に欠けていた。このぼんくら兄弟たちは皆一様に自分一人で大きくなったような顔をして歩き、世間の風向きや会話の空気を読まぬ独りよがりのお山の大将であった。一族の総大将こと長兄で「のびのびとあくまで高く育つように」と名付けられた隆憲、裏番の少将こと長女で一人娘「優しく上品で雅やかであれ」と願いが込められた優子、一刻者こと三男で「光り輝き栄えるように」との思いで名付けられた光憲、著者である次男「日が照り輝いて明るい人間に育つように」と想いが込められた昭憲、名前に込められた性格とは真逆の性格、生き様をあらゆる角度から描き、個性的な人間がこの一家に集まった理由を解き明かした物語である。

[目次]
まえがき
御壁屋(おかべや)のぼんくら兄弟たち
ぼんくら兄弟の変人たち
老いの一徹
ぼんくら兄弟の恋愛事情
内弁慶
ぼんくら兄弟の末裔たち
ジャングルの家
駅裏の草むらに立つ教会
辻の占い師の家
逃げろ! 総大将
父の人生
父への手紙
恍惚の彼方
身内を庇う人々
更けゆく夜に
花鳥風月そして雨
「月」
ふるさとは何処に
節分と立春
心の毒
紫煙の夢
煙草を愛する人々
僕はニコチン依存症じゃない
最高の広告
ふるさとに背を向けて
そこにあるもの そこにいるもの
臨死体験と離人症
分身の存在理由
狂気の正体
パニック状態とは何か
四十五年目の奇蹟
砂漠に降る雨
人生からの脱出
僕の原風景
最後の初恋
失われた青春を求めて
紋白蝶の羽音
足跡が泣いている
問答 四
問答 五
著者略歴

[出版社からのコメント]
人は一人一人性格が違い、その「人」が集まった集合体が家族であり、そしてその血縁が一族だと思います。四者四様、いやそこに両親や四兄弟の子供たち、三代に渡って個性的な人間が集まり、どのような性格でどのような生活を送ってきたか特筆すべき点を「ぼんくら」と表現して書き記された物語だと感じました。兄弟であっても性格も考え方も全く違い、人の数だけ個性が生まれます。それぞれの家族の形があり、家族であってもお互いを完璧に理解することは難しいと本書を通して、幅広い世代の多くの方に感じていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
小牟禮 昭憲(こむれ・あきのり)

1950年、(昭和)鹿児島県生まれ。小学校・中学校・高等学校と地元で過ごす。1968年、日本大学芸術学部入学、1973年卒業。この間同級生の佐藤万知子と結婚、本格的に執筆活動を始める。 1980年、二人して白梅学園短期大学心理技術科に入学、心理学を学ぶ。1982年卒業と同時に万知子の故郷である福島県福島市に転居。 2000年、「群青の彼方」(終わりのない旅)を発表、2002年「続・群青の彼方」(続・終わりのない旅)を発表。2015年、万知子死去。現在に至る。

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