心に月を宿しなさい――あの震災を超えて、私たちは生きる[テレホン法話集]

(著) 早坂文明

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作品詳細

[商品について]
―痛切に生を願った人々の想いを、千年後にも伝える気概でわが心の月として宿し続ける―
いつでもどこからでも電話で聴けるテレホン法話。本書は、そのテレホン法話を徳本寺・徳泉寺住職として月3回、25年にわたり続けてきた著者が、これまで更新してきた900あまりの法話の中から、忘れがたい震災の話題を中心に選びまとめたテレホン法話集です。3分間という短い時間の中でも、仏事から世相を反映した話まで、充実した様々なテーマの法話が掲載されています。人の心を奮わせエネルギーを与えてくれる歌も併録し、震災の犠牲者の方々への鎮魂とこれからを生きる人々への希望が込められた作品となっています。コロナの時代を生きるいまこそ、多くの方にお届けしたい一書です。

[目次]
僕は徳本寺にいた 永六輔
第一章 テレホン法話で語り継ぐ東日本大震災
経(きょう)から明日へ
心の大黒柱
涅槃に流れて
未練から大練へ
仏の子
まけない!タオル
天明から平成を観る
生きて花なれ
不動心
夏草や
大和撫子
千年眠れ
モッタイナイ
太陽のような情け
その一足
おもかげ時間
十三人の同級生
死体と遺体
供養の石
はがき一文字写経
風化
千羽鶴
老僧のお袈裟
ご縁の連鎖
予言
第二章 途上のことば
千年眠れ
まけないタオル
おもかげ時間
ほんとうの空の下で
ひとつの心
途方に暮れた風
千羽鶴
第三章 向きあう 徳泉寺
第四章 月を流さず
あとがき
著者略歴

[出版社からのコメント]
震災の傷も癒えぬまま、いまコロナウイルスという新たな災厄にさらされている私たちは、いまをどのように生きればよいのでしょうか。大切な命や生きる場所を奪われたあの震災の経験を、私たちはいまにどう活かせばよいのでしょうか。そんな想いを胸に秘めながら、ぜひ本書を手に取ってご覧いただければ嬉しく思います。

【著者略歴】
早坂 文明(はやさか ぶんめい)

一九五〇年宮城県山元町に生まれる
曹洞宗徳本寺住職
曹洞宗徳泉寺住職
前 曹洞宗東北管区教化センター統監
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
常務理事
著書 『僧が語る情四季的な話』(ぱんたか)
『僧が語る印笑的な話』(ぱんたか)
『無量相談室』(ぱんたか)
『クメールの宝物』カンボジア絵本(共著 SVA)
作詞 「故郷は僕に微笑む」(東北新幹線開業記念イメージソング小杉保夫/作曲・郷ひろみ/歌)
「カンボジア・ストーリー」(カンボジア支援CD)
「そら」(神戸復興支援CD)

「徳泉寺復興はがき一文字写経」のお申込み方法
・はがきに一文字を写経願います
・納経料  一口五千円
・申し込み 徳本寺ホームページ写経申込みフォームにて
http://www.tokuhonji.jp/
FAX 〇二二三―三八―一四九五にて
「はがき一文字写経申込み」と記入し、郵便番号・住所・氏名をお書き下さい
写経要項 ・はがき・振替用紙・一心本尊お守りカードをお送り致します。
・問い合せ 徳泉寺復興委員会 TEL 〇二二三―三八―〇三二〇

「テレホン法話」をお聴きいただく方法
TEL 〇二二三―三八―一七一七(ミヤギのイーナイーナ)
年中無休・二四時間いつでも聴けます
一〇日毎(一日・十一日・二十一日)に話題が変わります
徳本寺ホームページでも閲覧できます
三分間聴くと三円がカンボジア募金になります(エコー募金)

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