指を無くした右手

(著) 佐野俊治

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[商品について]
―「自己」とは、「他者」とは、そして「生きる」とは―
坊主頭で顔にTの字形に細い溝があり、奥の瞳は赤いロボットである「私」。人間社会の中で人間に混じり働く「私」は、ある日ビル火災に巻き込まれて逃げ惑う中で、空野元と名乗る男の魂に侵入されてしまう。「私」の中にいる魂の空野元、火災から無事に逃げ出して存在している空野元、そしてロボットである「私」の存在は、運命のごとく絡み合いねじれ合いながら言葉の紡ぎ出す物語の中で変転していく――『Tの字:ロボットの中の魂のわたし』に連なる、人間と魂と生を問う物語。

[担当からのコメント]
SF的なガジェットを使いながら人間を描く、本書の中にある物語はそんな文学の潮流の中に浮かび上がった一つの泡沫と言えるかも知れません。前著『Tの字:ロボットの中の魂のわたし』を読まれた方はぜひ本書も、また本書から読まれる方はぜひ前著も手に取ってご覧いただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
佐野俊治(さの・としはる)

一九五〇年、静岡県富士市に生まれる。
「Tの字」「巨像」「地平線の太陽」を株式会社22世紀アートから出版。

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