改訂版 安心してください 歯は抜かないでも治りますよ! :コラーゲン再生治療による骨再生治療

(著) 野口道生

Amazon

作品詳細

[商品について]
―歯科医師の役割は、何より『歯のいのち』を助けること―
「年とともに歯はなくなるのはしようがない」と思っていませんか? 歯科医院に通っているのに、徐々に歯が失われてはいませんか? 「歯は大切」だと分かってはいても、「一本ぐらいは仕様がない」と諦めたりしていませんか?
本書は、「歯の1本1本はその人の臓器」であることを信条に、長年歯科医師として多くの患者の思いに寄り添いながら、「抜かない」治療を行ってきた著者が、手術しないで骨を再生させる「コラーゲン線維再生促進による骨再生治療」について、様々な症例とともに分かりやすく解説した作品です。 歯科医に抜歯しかないと言われたけれど、もうこれ以上歯を失いたくないと不安に思っている方はもちろん、患者さんの歯の健康を守りたいと願う多くの歯科医師の方々にもお届けしたい内容となっています。

[目次]
まえがき
第1章 「抜歯」といわれたけど……!?  ――抜かずに済んだ嬉しい実例がこんなに!
症例1 重度の歯周病 T・Yさん 64歳 男性
症例2 歯根破折 Y・Tさん、65歳、男性
症例3 歯根破折 M・Kさん、50歳、女性
症例4 歯根破折 Y・Mさん、34歳、女性
症例5 根尖病巣 N・Mさん、31歳、男性
症例6 むし歯 M・Tさん、53歳、女性
症例7 歯周病 Y・Uさん、60歳、男性
症例8 歯周病 T・Tさん、55歳、男性
症例9 歯根破折 F・Kさん、48歳、男性
症例10 歯根分岐部病変と歯周病 M・Tさん、53歳、女性
症例11 50年前より良好な患者さん O・Nさん、84歳、女性
◎治療例 K・Yさん 63歳女性(島根県出雲市)
◎治療例 O・Yさん 50歳男性(群馬県前橋市)
◎治療例 H・Yさん 42歳男性(埼玉県所沢市)
◎治療例 N・Hさん 43歳女性(富山県富山市)
◎治療例 A・Tさん 53歳女性(和歌山県日高郡)
◎治療例 K・Nさん 38歳男性(静岡県浜松市)
◎治療例 K・Yさん 75歳女性(神奈川県秦野市)
◎治療例 K・Kさん 77歳女性(佐賀県佐賀市)
◎治療例 K・Yさん 57歳女性(福岡県福岡市)
第2章 歯周病で歯をなくさないために
歯周病ってどんな病気?
歯周病の予防・治療の〝カギ〟はプラークコントロール
プラークコントロールは「二人三脚」
歯磨きしているのになぜ歯周病が治らない?
「ながら磨き」をしてみよう!
「ながら磨き」はこんなに簡単!
「歯をなくさない」という明確な目標を持とう
歯磨きは『治療』である!
患者さんと歯科医師は「共に育つ(共育)」である
第3章 ながら磨きの基礎知識
唾液の働き
歯磨き指導の問題点
なぜ歯を磨かなければならないか
歯磨きの意義・効果
第4章 独自に研究開発した 『歯肉のコラーゲン再生治療』
コラーゲン再生治療が生まれるまで
コラーゲン再生治療の実践と進化
第5章 抜歯の基準とは
歯の根の先端に病巣がある
歯の根が極端に短い
歯の根が折れている(歯根破折)
歯の根の周囲の骨が溶けている
インプラントは歯科最新医療か?
第6章 歯科医師として、どうあるべきか  ――歯科医師としての矜持とは――  ――自戒を込めて――
説明と同意に基づいた「きちんとした治療」を!
自分が受けたいと思う治療を提供する
職人であれ!
患者さんに「儲かった」と思ってもらえる医療を!
お口の中も「エコロジー」と考える
患者さんにとってヒーローであれ!
歯科治療は患者さんの人生をも変える!
患者さんを幸福にする歯科治療を!
医療サービスは『サービス業』か?
拝金主義に染まった歯科医療?
「あなたの歯は一生長持ちしますよ」と言える歯科医師を目指す!
歯科医師の「ラストホープ」でありたい
治療理念
歯科医師としての目標
歯科医療に対する基本的考え
大学で習ったことへの疑問
おわりに
●ある患者さんからの手紙(イタリア在住)
著者プロフィール

[出版社からのコメント]
子どもの頃に、歯医者さんに通うのが憂鬱だった経験のある方も多いかも知れません。ひと昔まえに比べて歯科治療の技術は各段に進歩していますが、それでもインプラント治療などで歯を抜かざるを得ない方も多いようです。歯は食べ物と出会う最初の場所であることを思えば、心身の健康を永く保つためには「自分の歯をあきらめない」という意識を持つことが大切になってくるのだろうと思います。本書を通じて、多くの方が「歯のいのち」について考える機会を持っていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
野口 道生(のぐち・みちお)

1978年九州歯科大学卒業。
長崎大学非常勤講師。
出口 衛先生(故人)に師事し、臨床を通じて人生観、医療観を学び、歯科医師の本来のあるべき姿を探求する。その中で、何でも治せる歯科医師を目指し種々の研修会、講習会に参加しながら、多くの論文を読破する。その経験からコラーゲン再生に注目し、患者さんとの二人三脚で骨再生の治療成果を多数挙げ、抜かないで治す治療技術の開発に成功し新境地に至る。従来抜くしかなかった症例でも抜かないで治した治療例が多数ある。

野口歯科医院
〒852-8003 長崎県長崎市旭町1-18

新刊情報

22世紀アート
オフィシャルコーポレートサイト

百折不撓