日本に寄生し血税を貪る政治家たち―「公費天国」の地方自治体の不正・腐敗を糾弾する

(著) 立崎誠一

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作品詳細

[商品について]
―もはや、政治を一部の政治家・地方自治体当局にまかせておく時代ではない―
国民の願いとは裏腹に日本列島にはびこっている税金のムダ遣い。豪華庁舎や文化ホール、「行政視察」名目での物見遊山、税金を市長の「個人のカネ」にしてしまう「市長交際費」、不正・腐敗に塗れた土地開発公社、「食糧費」「会議費」と名目をつけては税金を湯水の如く使いまくり、不正・腐敗の限りをつくして税金を冗費・乱費する不逞の輩は、この狭い日本列島の市町村に呆れるほど存在している。本書は、「公費天国」といえるその実態を明らかにするために全国で調査を重ね、地方自治体の中でも、とくに市についての税金のムダ遣い、市長・議長・市議・市職員の税金の使途に絡む不正・腐敗を詳細に取り上げた作品である。住民無視、住民不在の〝たかり〟政治を一掃し、真の地方自治を取り戻す一書として、示唆に富む内容となっている。

[目次]
はじめに
第1章 乱痴気大名旅行
一、観光地は視察団で花ざかり
二、まず視察地ありき
三、国内に輪をかけた海外視察
四、むかし農協、いま議員団
第2章 豪華絢爛「非常識庁舎」
一、一、五六九億円もかけた
二、超豪華は庁舎だけではない
第3章 放漫交際費
一、市長交際費は何のためにあるのか
二、壮大なるムダと乱費
第4章 公費天国――まだまだある税金のムダ
一、「市民のための政治」は死語だ
二、開発公社は何のためにあるのか
三、汚職ここに極まれり
四、三流政治、このままでいいのか
あとがき

[出版社からのコメント]
政治とカネの問題は、今の私たちにとっても重大な問題のひとつということができます。言い換えれば、この問題は今日にいたるまで解決されていない問題ということでもあります。その温床となっているのが政治に対する無関心であるとすれば、私たちはまず知ることから始めなければならないのではないかと思います。本書によって、多くの方がこの問題に関心を持っていただけることを願います。

[著者プロフィール]
立崎 誠一(たつざき・せいいち)

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