日本書紀の編年を解く:邪馬台国と大和王権

(著) 田窪努

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[商品について]
――江戸時代、博多湾に浮かぶ志賀島から出土された金印に刻まれていた5文字とは次のどれでしょうか。
1. 漢委如国王、2. 漢倭奴国王、3. 漢委奴国王
正解は、本書 倭国の誕生を解く「志賀島から出土した金印」をご覧ください。

日本の古代史最大の謎、邪馬台国はどこにあったのか・・・。本書は著者が日本の古代史『魏志倭人伝』や倭国・邪馬台国についてある定説を紐解き、歴史の解明に挑戦した集大成である。著者は伊都国・奴国の所在地に疑問を持ち、邪馬台国の都は日向の地にあったのではないかと仮説を立てた。各史料における史実に基づき、方角、距離、行程(水・陸)、大きさなどから調査、証明し、考古学的観点からも結論付けることが出来ると考えた。日本書記に記載されていることは正しいのか、記載された記述を信じ、書かれた年月を信用しない、その結果記載された記述と記述の空白の年月こそ、歴史を延長させた年月が隠されていると推察された。『日本書記』が歴史(編年)を延長した年数は900年であるという仮説をもとに古代史の真相に迫る一冊である。

[目次]
はじめに
倭国の誕生を解く
楽浪に朝献した倭国の国々
甕棺型式の暦年代が倭国の歴史を紐解く
志賀島から出土した金印
光武帝から鏡を下賜されたか
平原遺跡は倭国王帥升の墓
倭国誕生から倭国大乱まで
邪馬台国を解く
『魏志』倭人伝の世界
糸島平野に伊都国は無かった
吉野ヶ里遺跡は伊都国
邪馬台国への道程
邪馬台国は日向にあった
女王国から侏儒国・裸国・黒歯国へ
卑弥呼を共立した倭国の国々
卑弥呼は何故共立されたのか
神代の世界を解く
『日本書紀』神代上、天照大神の神代
『日本書紀』神代下、高皇産霊尊の神代
実在した神代の世界
天照大神の墓は須玖岡本D遺跡
高皇産霊尊の子孫が倭国王帥升
邪馬台国の女王卑弥呼は玉依姫
磐余彦尊の東征を解く
神武東征は史実だった
神武東征に出てくる熊野
朱は武器無しで国を平定
『日本書紀』の編年を解く
『書紀』は史実を書いている
『書紀』は干支で編年している
神武建国は何故辛酉の年か
『書紀』の編年の仕組みを考える
『書紀』は引用記事で編年を正当化している
『書紀』は九〇〇年歴史を延長している
「縮九〇〇年表」が歴史を解く
崇神天皇は邪馬台国の女王壱与
纏向遺跡の宮殿は崇神天皇の瑞垣宮
邪馬台は国のまほろば
七支刀を贈られた応神天皇
好太王碑は仁徳天皇の時代
倭の五王を解く
天皇陵の古墳年代を解く
資料
「縮九〇〇年表」で表す『日本書紀』
古墳の遺構・遺物の「箸墓二六〇編年」
著者略歴

[出版社からのコメント]
邪馬台国の所在地を巡って未だに繰り広げられる邪馬台国の所在地論争、本書は歴史上一度は聞いたことがある邪馬台国や日本書記にある仮説を立て、それに基づいて日本の古代史を明らかにするため、あらゆる史料・情報と著者の座右の銘である「事実に即して考える」をもとにロジカルに解明されています。本書を通じて、日本史ミステリーの一つとも言われている邪馬台国や日本書紀に隠された謎が紐解かれたと多くの方に感じていただければ嬉しく思います。

【著者略歴】
田窪 努(たくぼ・つとむ)

一九四三年愛媛県に生まれる。愛媛大学付属中学卒業、
愛媛県立松山北高校卒業、大阪府立大学工学部金属工学科卒業。
一九六六年大阪ダイヤモンド工業入社
一九九四年同社取締役事業部長
二〇〇一年大阪ダイヤモンド工業タイランド社長
二〇〇六年同社退職、大阪府老人大学南部講座歴史考古学科 

著書
『神武天皇と卑弥呼の割符』(一九九七年、日本図書刊行会)
『卑弥呼の謎を解く』(二〇〇八年 ブイツーソリュウション)

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