日本経済の分水嶺:平成から令和へ
(著) 長瀬要石
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経済大国よ、さらば。
バブル崩壊とリーマンショックという2つの衝撃的な事件に見舞われ、20年に及ぶ長期デフレを経験した平成の日本経済。人口減少や超高齢化、インフラ老朽化などの様々な課題が令和へと持ち越された。「上り坂」から「下り坂」へ、大胆なパラダイムシフトが求められる今、国民が等しく「幸せ」を感じる調和社会を築くために必要なものは何か――官僚として経済見通しや不況対策の実務に長年携わってきた著者が、「分水嶺」をキーワードにこれからの日本の進路を探る。
【著者プロフィール】
長瀬 要石(ながせ・ようせき)
1938年長野県松本市生まれ。東京教育大学(現筑波大学)農村経済学科卒業。農林省入省後、経済企画庁(現内閣府)に移り、同庁各局等に勤務。中小企業庁指導部長、国土庁計画・調整局長、企画庁物価局長、総合計画局長、調整局長などを経て、機械振興協会経済研究所長、富士通総研副理事長、国際協力銀行副総裁、コーエイ総研会長などを歴任。現在、開発政策研究機構理事。
著書に、『分水嶺に立つ日本経済』(筑波書房、日本図書館協会選定図書)、『田園型社会の展望』(共著、筑波書房)、『北東アジアのグランドデザイン』(共同執筆、日本経済評論社)、『戦略的な国造りフレームワーク 策定と支援策』(分担執筆、DTP出版)、『成果を高める開発協力のあり方』(分担執筆、DTP出版)ほか。
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